SPARKトークンとはXRPを発行するリップル社が出資するFlayer Networks社が配布するFLRのことです。

 

XRPが出資しているFlayer Networks社がSPARKトークンをXRP保有者にエアドロップ、配布するということはツイッターでも話題になっており、スナップショットが2020年12月12日ということから、取引所各所の対応がどの様になるか?も注目されています。

 

いくつか簡単に要点をまとめるとこういった内容になります。

  • XRPの保有者にSPARKトークンは1:1の割合で配布される
  • SPARKトークンの価値は不明
  • XRP保有者、アドレスを自分のウォレットで保有している人はSPARKトークンの申請が自分でできる
  • 取引所に置いてあるXRP保有者への配布対応は各取引所検討中でまだ未定
  • SPARKトークンを確実にほしい場合はXRP保有者が自分で申請する必要がある
  • Ledger Nano Sに入ったXRPで申請手続きができる
  • SPARKトークンはトークンであるため将来的にメインネットする

 

8月29日追記:Sparkはメインネットした状態で配布されます。ERC20トークンではなく、Flare Networkのブロックチェーンで動くFLRが配布されます。そのため、ブロックチェーン自体が動いてからの配布となり、配布は6月末2週間前後の予定から秋に変更となりました。

Ledger LiveもFLRアプリの用意ができているため、Ledger Liveでそのまま送受信できるようになるか?またはサードパーティーアプリでの送受信ができる予定です。

 

 

 

日本の取引所ではまだ検討中ということではっきりと配布するという回答をしている取引所はありません。(2020年9月18日現在)

ビットポイント、SBIVC、GMOコイン、ディーカレットは検討中と回答しており、詳細は各取引所の公式サイトにて確認できます。

SPARKトークンはイーサリアムのブロックチェーン上で動くERC20トークンです。そのためBSV(ビットコインSV)の時のように現金で市場価格で配布されるか?トークンという形でもらえるか?も不明です。

 

XRPの保有数と同数のSPARKトークンが発行されるということがあり、その価値や価格のはっきりしたことはわかりません。

 

XRPの保有者とは何を指すか?ですが、自分の秘密キーで生成され、アクティベートされたアドレスを持っている者ということになります。

XRPはXRP Ledgerにアドレスを登録して使用可能にするアクティベートという費用がかかります。

アクティベート費用は20XRPで、その20XRPは動かせなくなります。ただし、その20XRPでアクティベートされたアドレスはXRPのブロックチェーン上で有効化されるため、アドレスの存在自体が有効になります。

 

アクティベートとはアドレスの有効化であり、アクティベートフィー、有効化手数料として20XRPが必要になります。

 

取引所はXRPのアドレスを有効化しており、いくつかのアドレスで顧客のXRPを管理しています。

そのため、取引所にXRPがあったとしても、アクティベートしたアドレスは取引所の所有アドレスであるため、取引所のXRPは取引所が保有者となります。

 

そのため、取引所に置いてあるXRPは個人的にトークンをもらえる申請権限はありません。

個人的にSPARKトークンを申請したい場合は用意されたツールを使用してXRPのアドレスとETHのアドレスの紐付けをして申請をする必要があります。

 

Ledger Nano Sは申請ツール(https://flare.wietse.com/)に対応しており、Ledger Nano SのウォレットにXRPが入ったままでウォレットアプリと連携して安全に申請手続きが可能です。(注意フィッシング詐欺などのサイトも今後出てくる可能性があります。24単語はパソコンで入力を求められることは有りません。公式サイト、公式アプリ、公式ウォレットなのかどうか?はご自身で必ずご確認ください。

 

 

Ledger Nano SにXRPがすでに入っている場合は20XRPのアクティベート費用が既に支払われているため、新たにウォレットを用意する必要もありません。XRP Toolkitと接続して申請が可能です。

https://www.xrptoolkit.com/

 

 

 

SPRAKトークンを自分で保有するメリットとデメリット

SPARKトークンを自分で保有するメリットは、今後取引所で取引されることとなった場合、自分で好きなタイミングで売買ができる可能性があることです。日本の取引所の配布ルールに基づかないため、配布のタイミングでの判断が自分でできるということ。

 

ただし、デメリットとしては申請手続きが必要であること、万が一トラブルに合った時、自分で解決しなくてはならないことです。(基本的に英語でのやりとりになります。)

また、今後メインネット(独自のブロックチェーンになる)することはFlare Networks社が明言しているため、メインネットのタイミングまで保有していた場合、メインネット手続きは自分でする必要があります。

 

メインネット手続きは取引所が対応してくれるものもありましたが、そうではないものが多く、期限内に手続きをしないと価値が失われるものもあります。

 

その後のトークンの管理をご自身で責任を持って行える場合は問題がないですが、そうでない場合はサポートは保証されません。

そういったことも踏まえてどうするか?各々の判断が必要です。

 

また、Ledger Nano Sで申請を行う場合、Ledger Nano Sのファームウェアのアップデートは必須です。XRPのアプリも最新のものをインストールしておく必要があります。SPARKトークンを受け取るためのETHのアドレスも必要となります。

 

SPARKトークンについてはFlayer Networksのページをご確認ください。

https://flare.xyz/

 

 

また今後の最新情報は各社Twitterにて回答している事が多いため、Twitterの公式アカウントをフォローすることをおすすめします。

@FlareNetworks

@xrptoolkit

 

スパークオプトイン申請の手順(XRP Toolkit+Ledger Nano S)動画マニュアルを作成しました。

https://youtu.be/sWlMU-wNMu4