昨晩LedgerよりLedger nano Sのファームウェア1.6.1のアップデートのお知らせがありました。
今回のアップデート自体にセキュリティの問題はありませんので、すぐに資産の送信の予定がない方は急いで対応いただかなくても問題ございません。
今回のファームウェアのアップデートは、以前より簡単にできるようになっています。
また一般的に使用するにあたり、大幅な変更はありません。
マネージャーページを開いてファームウェアのUpdateボタンが表示されていたらアップデートをしてください。
サーバーへのアクセス集中を裂けるため、すぐに表示されないこともあります。
その場合はしばらく時間を置いてみてください。
また、現在のファームウェアのバージョンが古すぎる場合や、パソコンのドライブエラーや予期せぬ不具合が起きると初期化されることがあるため、必ず24単語のリカバリーフレーズ(秘密鍵)がお手元にあるか?確認してください。
現在のファームウェアのバージョンの確認はこちらの動画でご確認ください。
バージョンが1.4.2以前のバージョンの場合手動で本体にインストールされているアプリをアンインストールする必要があります。
またLedger Liveは最新のものにアップデートをしてください。
2020年8月12日現在の最新バージョンは2.9.0になります。
Ledger Liveの操作が不安な方はYOUTUBEのマニュアル動画をご確認ください。
https://youtu.be/VOAdikxZk54
https://youtu.be/IefM9fRKGeI
https://youtu.be/Ocyk78emcdM
バージョンが1.4.2以降の方は以下の手順でファームウェアのアップデートを実行してください。
マネージャーページからUpdateボタンをクリックするとファームウェアのアップデートの詳細が表示されます。
今回のアップデートからはBootloaderを表示させるためのUSBの接続解除、左ボタンを押しながら再接続といった作業が必要がなくなったこと、(1.6.0からのアップデートの場合は接続解除、再接続の必要がありませんがそれ以前のバージョンの場合は必要です。)自動でインストールされているアプリのアンインストール、インストールがされること、また一般的ではないですがマルチシグの機能がサポートされたことなどが書かれています。
また予期せぬエラーやパソコンの不具合などによりアップデートがスムーズにいかずに本体が初期化されても24単語があれば復元できるため、24単語のリカバリーフレーズをもっているか?の確認が念押しされています。
リカバリーフレーズの24単語をもっているか?のチェック「I have my Recovery phrase」にチェックを入れて続行をクリックします。
アップデートをダウンロードしていますと表示されます。Ledger nano S本体に識別子が表示されますので、本体の表示を確認してください。
識別子の確認が表示されます。今回の識別子は長いため、4分の1ずつ表示されます。
本体の右ボタンを押すと識別子がでてきますので、確認してください。
確認後右ボタンを押すと「perform update」と出てくるので両ボタン同時に押してください。
ボタンを押すとMCUの更新が始まります。本体でPINコードの再入力が求められますので入力してください。
ファームウェアが更新されます。
ファームウェアが更新されましたとでました。本体にはアプリが全てアンインストールされていてSettingsしかない状態になっています。
同じアプリをインストールするため、「Re-install the apps」をクリックしましょう。
これでアップデートは完了です。
ファームウェアのアップデートが不安な方、しばらく更新していない、使い方が不安という方は勉強会に起こしください。
https://hardwarewallet.connpass.com/
他社またはLedger社から直接ご購入の方でお困りの方は有料サポートにてサポートも承っています。
https://shop.hardwarewallet.jp/items/9056181
こちらの解説動画はYOUTUBEにて後日アップ予定です。識別子の確認操作など不安な方は動画のリリースまでお待ち下さい。
24単語の重要性の理解はハードウェアウォレットを使用する上でとても大事なことです。
秘密キー、リカバリーフレーズやウォレットの仕組みは必ず確認してください。
https://hardwarewallet.jp/hardwarewallet/howitworks.html
https://hardwarewallet.jp/hardwarewallet/private-key.html
仮想通貨は取引所にもウォレットにも存在せず、ブロックチェーン上の取引データとして存在しています。
仕組みを正しく理解して使うことで、盗まれるリスク、フィッシング詐欺などに合わないようになります。
24単語の管理がすべてです。
メモした24単語は大切に保管してください。
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