レジャーライブでビットコインのアカウント追加時にSegwitとNative Segwitが表示されます。

 

 

このSegwit(セグウィット)とNative Segwit(ネイティブセグウィット)とは何でしょうか?

 

ビットコインは以前は数字の①から始まるアドレスでしたが、ビットコインキャッシュとのハードフォーク時のセグウィット対応後、3から始まるアドレスとネイティブセグウィット対応のbc1から始まるアドレスの3種類があります。

 

 

1から始まるアドレスはレガシーと呼ばれています。

3から始まるアドレスはセグウィットと呼ばれています。

bc1から始まるアドレスはネイティブセグウィットと呼ばれています。

 

これら3種類のアドレスの大きな違いは送金手数料(マイニング手数料)の違いです。

手数料はbc1から始まるアドレスでのやり取りが一番安く、次に3から始まるセグウィットのアドレスでのやり取りが安いです。

1から始まるアドレスの送金手数料は少し割高になります。

 

ビットコインの送金手数料はトランザクションの混雑具合などによってもかわってきますが、処理速度的に3とbc1から始まるアドレスが効率がよく、早く送れます。

 

どのアドレス形式でビットコインを保有していても問題はありません。

そのため2017年8月のビットコインのハードフォーク前にビットコインを持っていた人は殆どが1から始まるアドレス形式だったとおもいます。

 

取引所によってもどのアドレス形式を採用しているか?はそれぞれ違うことや、Ledger Nano Sでの受け取り時によっても違ってきます。

※コインチェックはbc1から始まるネイティブセグウィットのアドレスに送金ができません。3から始まるセグウィットのアドレスをアカウントに追加してご使用ください。

 

ただ、これから受け取るにあたっては手数料は安いほうがいいので、セグウィットやネイティブセグウィットでビットコインをLedger Nano Sで受け取るのがいいと思います。

 

アカウント追加時にチェックを付けるとセグウィット、ネイティブセグウィット、両方のアドレスをアカウントに追加できます。

日本の取引所はほとんどがネイティブセグウィットもセグウィットも対応しています。

稀に取引所でネイティブセグウィットに対応していないところやウォレットがありますので、アドレスの対応形式を確認してください。

 

ビットコインに限らず、仮想通貨の種類によっては、アドレス形式が送り先の取引所やウォレットの形式と揃えないと受け取れないこともあります。

 

例えば、ライトコインやビットコインキャッシュなども同じく複数のアドレス形式が存在しています。

アドレス形式が違う場合コンバートという作業が必要なこともあります。

 

取引所には必ず送金前に注意事項がないか?確認してから送金しましょう。

また送金時は必ず少額でテスト送金をして着金してから送ると安心です。

 

海外の取引所でも日本の取引所でも言えますが、セキュリティ対策として多額の送金はトランザクションが完了していても、管理画面に反映されるまで時間がかかることも多いです。

 

土日などの場合は問い合わせの返事も遅い取引所もあります。

ビットコインに限らずどの通貨でも初めて取引所に送る際は受け取り完了まで時間がかかると心配になると思います。

 

管理画面に反映されなくても、トランザクションが完了していれば、問題ないので、トランザクションIDをメールに添付して送れば反映を早くしてくれることもあります。

 

送金時は少し慎重すぎるかな?というくらいの少額でテスト送金してから送ることをおすすめします。