午後0時から始めた6月9日の作業は、夜中の2時まで続いた。

収容中のバッティを一日も早く外に出してやらなければならなかったので、妊娠中で体調の思わしくない恭子も精一杯頑張った。

私の車で恭子を自宅まで送り、私の自宅に戻ると、時計は月曜の午前四時を指していた。

6月10日(月)からの週は体力的・精神的に辛い週だった。

一刻も早く書類を出さなければならない。

入管は、摘発した外国人を「帰国を前提にしない」仮放免で外に出した事例は今までに一件もないという。

しかし、バッティを励まさなければならない。