隣家Ｈと我が家との境界線の話です
本日の予定は
本日は午後3時より
・Ｈ家の代理人たる司法書士
・測量士
・ウチ
とで測量の立ち合い
でありました
土地とか測量とか揉め事の宝庫ですよ
しかもご近所さん同士
こりゃ絶対に関わり合いたくない案件だわー
と思っていたところ
なんと
普段、面倒事は全て私にブン投げてよこすおっとが
今日ばかりは当事者として話し合いに出るという
ヤター
ということで
時計をチラチラ見つつ
リビングで茶を飲んだりしつつ
ちょっとそわしていると
予想り携帯が鳴る
私は呼び出されたのである
話し合いという名の合戦の場に
足軽としてwwwwww
仕方ないので
わらじを懐で暖めつつ
そーっと道路に出てみる
と、
なんとそこには10人ほどの人だかりができているのではないか
うへぇ
カンベンしてよー
話を聞くと
どうやら
測量は秘密裏に完了していたらしい
そして
その上で
ヘンなハットを被った
司法書士たるじいと
その手下である測量士じいが
Ｈ家と境界を接するすべての家を
Ｈ家前に一声に呼び出していたのである
各々「測量の立ち合い」
とだけ聞かされていたのに
全戸まとめて呼び出されていたご近所さん
お互い顔を見合わせてとりあえずびっくりである
※前のブログを読んでみたら4戸一斉呼び出しは予め決まっていたことらしいです
そうだっけ？
忘れっぽいもここまでくるとちょっとこわいです
で、彼らは
関係者全員を一同に集め
最終的に何をしたかったのか？
まずは全員をＨ家に招き入れる
そして
家の外周に沿って歩きながら
司法書士は
ちょいちょい壁だの塀だのを
こちこち叩きながら説明し前を行く
その後をツアー客のようにずらずらとついて歩く私たち
ついに彼は家の裏まで行き着く
そして
くるりと踵を返して言った
「ここが本来の境界線です」
彼の指す先には黄色い十字線がペンキで印されていた
問題は
その黄色十字が
住宅地の開発当初から
そこに家を持っている 皆が
境界線だと思っていたラインから
なんと20cm もずれていた点にあった
ええー
このため
Ｈ家の代理人たる司法書士は
測量結果に基づく土地区分のやり直し
の要求
をした
これについては
Ｈ家に隣接する全ての家が了解をしてハンコをつかないと
問題は
永遠に
永遠に
永遠に
解決しない
ということなので
司法書士がどれだけ手腕を発揮できるかその1点に尽きると思う
正直、ものすごい感じの悪いじいなので
彼から頭を下げたり
どうぞお願いします
などと言った 真っ当な言葉が出るとは思えない
そんなこんなで皆が当惑しているところに
猛者オブ猛者たるおば様が
新たに参戦
彼女は
とにかく
むっちゃくちゃ むっちゃくちゃに怒っていて
足軽である私はそこで自分が怒られているかのような錯覚に陥り
アリンコのように小さくなっているしかなかった
猛者曰く
あなたね どうして電話をしてこないの 私が女だからと言って馬鹿にしているのえ 何ですって こんな 20cm もずれてるなんてどう考えたっておかしいと思わない（傘の先っちょを黄色い印にバンバン叩きつける）私たちを馬鹿にしているの 私たちがここでアグリーだと言ったらあなたたちは勝手に書類を作ってそれが正式な図面になってしまうって言うの うんたらかんたらうんたらかんたらうんたらかんたら
この猛者の登場により
足軽の出番はなくなり
私1人だけが
先に家に帰されたのであった
まーこういうことはお互い様でもあるので仕方ない点もあるって言うことはわかる
わかるけど
何と言っても頭が痛いのは
H 家の土地売却に絡んで
なんと我が家の裏手との家との間にも
新たな土地境界問題を抱えることになってしまったこと
裏手の家を仮にＴ家と呼ぼう
おっとがまだ小学生だったころ
Ｔさんの家のおばちゃんは
庭での焚き火の件にからんで
Ｈ家のおばちゃんと
掴み合いになったことがあるとのこと
…引っ越したいです (´･ω･`)
おわり。