朝の朝まで迷っていました。
黄金山?それとも場合によっては十勝岳??
デジタル音痴はいつも白状しているところですが、山登りに関しては情報収集にスマホ・アプリを活用しています。
気象図、天候、風向、気温、見晴らし・・・
昨日晩までは十勝岳の見晴らしがイマイチとの情報。
僕は大丈夫ではないかと踏んでいたのですが、嫁さんは山頂からの「見晴らし」重視派なので、見晴らしが悪いとなると気乗りしないらしい。
嫁さんは黄金山&留萌で海産物をゲット
僕は十勝岳
昨日の段階では希望が分かれていました。
そして、昨晩は家族会議で黄金山に決定。
ところが、今朝になって十勝岳の眺望予想が良くなったので、急遽行き先を変更、十勝岳に登ってきました。
黄金山に行く予定だったので、いつもよりスタートが遅れて、7:30より登山開始です。
ハイ・シーズンでは、この時間であればもう上の駐車場は満車、路駐しているような時間ですが、時期が早かったためか、まだ駐車スペースに余裕がありました。
ちむドンしますね~
良い一日になりそうな予感…
富良野岳山頂が見えてきました
雪渓が美しい!
でも、今日の目的地はコチラではなく、十勝岳。富良野岳は花の綺麗な時期に再訪予定です
雪渓を登っていきます。時間も時間ですし、雪も緩み、アイゼン無し(つぼ足)でOKです!登りはきつくて汗ばむほどですが、雪渓を吹き渡る風は涼しくて気持ちよい。夏場よりも登りは楽
右奥に十勝岳山頂(ツン!っと尖っている山)
火口から噴煙がモウモウと上がっています。お願いだから、今噴火しないでね…
近年、心なしか噴煙が増しているような気がします…
雪渓から眺める富良野岳の雄姿!
カミホロカメットクを抜けて、十勝岳にトラバース
スキーやソリがあれば一瞬で快適に滑り降りられるのでしょうが、無いので足(靴?)をスキーの様に滑らせて降りました。道産子なので、その辺は上手
十勝岳方面より富良野岳方面を望む
十勝岳を下りてきました。モノクロームのような火山礫の「黒」に、雪渓の「白」が際立って見えました。もっとも、雪も噴煙でかなりグレーに汚れてはいるのですが…
火星に行ったことはありませんが、いつ見ても「火星みたいだなぁ…」と思います
凌雲閣から登山開始したのですが、上富良野岳~カミホロカメットク~十勝岳と経由して、白銀荘に下りました。ここからバスに乗り(¥200 何という良心的な値段!所要時間約10分)、車が停めてある凌雲閣に戻りました。
白銀荘に向かう途上、手前の溶岩越しに見た富良野岳
ゴツゴツとした、いかにも溶岩が冷えて固まったとおぼしき岩塊、新緑のまばゆい緑、そして遠方に富良野岳の雄姿
十勝岳連峰は何度登っても魅力が尽きません。
次は花の時期、富良野岳に登ろうとの思いを強くし、山行を終えました。