コロナ禍で外出ができない!

もちろん、ライブにも行けない!

そんなストレスが溜まる昨今。

そこで Jazz Premium Seats の出番です。

 

良質のライブ盤を自宅で聴いて、

コロナ禍のストレス軽減を図りましょう。

 

Hod O'brien - Wim Overgaauw

Delightful Duets Vol.1

CDSOL 46950

 

ホッド・オブライエンは好きなピアニストですが、

ギターのヴィム・オバーハウは初聴。

一体、どんなデュエットになるのか?

期待が膨らみます。

 

因みにホッド・オブライエン、名ピアニスト

オスカー・ピーターソン張りに音数の多い

プレイヤー。

 

沢山の音符を丁寧に丁寧に積み重ねていって

序章から盛り上げ所を過ぎ、ラストには納まる

べき所にストンと落ち着く演奏からは頭脳の

明晰さが伺われます(実際、高学歴)。

 

大学教師の様な上品で穏やかな風貌、

緻密に構成されたソロと展開。

音数、多し。

 

さて、プレイボタンを押して・・・

ややっ、音数多し!!

ピアノのみならず、ギターも音数が多く、

ダブルで…というか3人分くらいの感じで

空間が埋まっています!

 

お互いグサグサとやり合うというか、喧嘩を

している訳では決してないのですが、かなり

お互いのソロにも刺さり込んでいきます。

「密です、密です」って注意したくなるくらい。

 

音質は良くはありませんが、鑑賞には

充分に堪え得るものです。

 

ホッド・オブライエン好きの方、コロナ禍で

忘れていた密な音楽を聴きたい方には

おススメです。

 

 

 

 

密が嫌いな方は避けた方がよいでしょう(笑)