普段学校の事など一切話さない息子たち。

それがめずらしくこの間自分の方から「今日の家庭科の授業面白かった」なあんて言いだした。


「『一人暮らしをしてみよう』って授業でさあ」


ふんふん


「『大卒で普通に就職すると大体初任給は18万くらいです』って」


そうそうそんなもんだよ。一人だったら十分暮らせるよね。最初からないものと思って貯金もしないとね。


「そう、3万くらいは積立たいと思ってるんだ。そうすると家賃は4万くらいしか出せない。で、検索してみたら○○区××町って知ってる?あの辺まで行かないと4万のアパートなんてないんだよ。都心だとワンルームで16万とか。ありえねーし」


会社の独身寮に入るんだよ。みんなそうしてるよ。


「でも『今の世の中寮完備の大企業に勤めるのはとても大変です』って」


でも目指さなきゃ


「で、考えたんだけどおじいちゃんのウチさ。あそこに住んだらどうかなって」


確かにそのころまで生きていると考える方が無理があるような気がするけど、今から人のものあてこんでどうする!

人のもの計算にいれた人生設計ほど危なっかしいものはない。みんなそれで計算狂って苦労しているのだ。


「やっぱだめか。そうなると先生がいうには『ヘタに一人暮らしするより、最初の2~3年は親元から通った方がいいです』って」


結局オチはそれかよ!


イマドキの学校っていうのはこんなことまで教えてくれるのか・・。

ヘタに夢をあおられるよりずっといいとは思うけど、それにしてもミもフタもない話であまりに直球ド真ん中すぎて笑える。