謎のスーパーおばあちゃん登場 | 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

恐怖の山歩きから無事レイクサイドへ帰還しました。



持参したお菓子なんかをつまみながら歩いていたけど、


とにかくお腹すいたー!!



ってことで、いつものスーパーにランチを買いに行って、


ようやく、ようやく、まさに恋しくてたまらなかった宿に帰ってきました。



今日のランチは、チキンクロワッサンとファンタ。バルコニーにて。

 


 

 

甘いジュースは、日本に居る時はほとんど飲まないけど、


海外に旅に出ると、なぜか必ず飲みたくなる不思議。



クロワッサンは、店員さんが温めてくれました。



いやもう、疲れ果てたー。


一人で山歩きはもう無理だー。


せめて誰かと励まし合うとか、心強さがないとほんと無理だー。


だからと言って、私みたいな集団行動が苦手な問題人間はツアーとかでも無理だー。


むしろ、登山しなくても、村歩いてた時の方が楽しかったし。




ひとまず、自分おつかれー!!




って、一人乾杯をしようとしたその瞬間、


足音すら聞こえずに、いきなり謎のおばあちゃんが登場したのです!

 


 

 

お、おばあちゃん、可愛い。。。けど、何者!?他の部屋の人??



驚きまくる私に、おばあちゃんはにこにこしながら、すっごい話しかけてきます。


でも、何言ってるのか全くわかんないよ!!




ただ、たぶん物乞いの人達とは全く違うんです。


おばあちゃん、すごい綺麗だし、買い物袋持ってて買い物してきたばかりみたいだし。




なおもおばあちゃんは、すっごい話しかけてきます。


しかし、これどうしたらいいんだろうな。。。



自分の手の傷を説明してくれたり、それは時々わかるんだけど、


やっぱりネパール語、挨拶くらいしかわかんない!!




とりあえず、苦笑い状態で応えていると、


なんか歌いだしながら、陽気に踊りだすおばあちゃん。



これはー、一緒に踊ったらいいのかな?



でも私、たった今、人生の中でスキーの次くらいに、私には無理だーって思った、


アクティビティしてきて、本気で足がもうくたくたなんだよー。



おばあちゃんは、そんな私の様子に一切お構いなしに歌って踊り続けています。



そのうち、おばあちゃんの孫らしき女の子登場。


今度は二人で踊りだしちゃったよー。



ひとまず拍手してみたりしたけど、やっぱりどうしたらいいのか。。。



おばあちゃん、私にクロワッサンを食べなさいって言って、


孫と二人で私が食べるかどうかガン見。



い、いや介護じゃないんだからさー、そんな見つめられながらなんて食べにくいんですけど。。。



現地の人との交流が好きで旅して来たけど、色んな人に出会って来たけど、


こんな感じのおばあちゃんには初めて出会った!


楽しいけど、どうしたらいいかわかんない私はまだまだな旅人なんだなぁー。



私の買い物袋に、私のペンで何か落書きする孫。それをすごい褒めているおばあちゃん。

 


 

 

そ、それー、可愛いから友人へのお土産渡す袋にしようかなって思ってたんだけど。。。


まぁ、いいや。これも記念ですね。




しばし、二人が歌って踊って、はたまた何か凄い勢いで話しかけて来て、


そんな時間を過ごしていると、そのうちオーナーが急ぎ足でやってきました。


おばあちゃんに何か言って、諭すオーナー、


急にキレ気味で言い返すおばあちゃん。(たぶん、悪い事してないじゃないか!って言ってる気がした。)



しかし、おばあちゃんと女の子は、オーナーに背中を押されて、


どこかに去って行きました。



かなりシュールだったなー。



オーナーは、ごめんねと言う顔をして、ネパール流の頷きをすると、


「No problem. Take your time.」



いえいえ、ちっともかまいませんし、楽しかったけど、


オーナーのファミリーですか?って聞きたかったけど、


全くおばあちゃんの正体が読めなくて、なんか失礼にあたるのか気にして聞けませんでした。



その後、遠くの階段の方で、おばあちゃんがオーナーになんか怒ってるのが尚も聴こえてきました。



女の子が書いて行った文字。もしかしたら、女の子の名前かな。

 


 

 

と、なんとまぁ、楽しい思い出がまたひとつできました。


ポカラも今日が最後の一日です。



その後は、夕方まで部屋でのんびりして、調べごととか今後のスケジュールを立てたりして、


カーテンを開けて外を見ると夜のとばりが降り始めていました。



ああー、私あそこまで歩いて行ったのねー。

 


 


明日は早朝に出発なので、受付に行き、奥さんに宿の支払いをしたいとの旨を伝え、


清算をし、お礼を言いました。



「次はどこに行くの?」


「カトマンズに戻ります。」


「バスチケットは持ってるの?」



そうか、チケットもここでとってもらったら、正規の料金でとってくれたのかもなー。



「またポカラに来たら、ここに来てね。このホテルを友人にも広めてね。」


「もちろんです!」



こんなに快適に過ごせて、オーナーが毛布を持ってきてくれたり、


奥さんがいつも出かける時は、どこに行くか聞いてくれたり、


部屋も綺麗で眺めもいいし、それで一泊800Rなんて、もう最高でした。


ほんとに次に来る時も、またここに来たい。サンタナのオーナーとも約束してしまったけど。



次は、もっともっと長く来たいなー。



さて、最後の町歩きです。



ひとまず、内側を焦がしてしまってからずーっと探していた靴下をやっと買いました。


他の店で300ルピーだったけど、150ルピーで買えました。


たぶん、レイクサイドじゃなかったらもっと安く買えると思うけど、仕方ない。



ノースフェイスのロゴ入りの靴下は、すっごい薄くて、私の安物の靴下と大差ないくらいでした。


まぁ、そんなのも懐かしさに変わって行きますね。



最後のディナーは、初日に「ゴハン」って呼んでくれたおじいちゃんのお店に行きたかったけど、


あいにく店がやっていませんでした。


ダルバートは、ひとまずお休みしたい。ので、再びチベット料理の食堂へ。



今日はトゥクパで、細麺のうどんの方。と、ラッシー。

 



 

やっぱり温まる!!


カレー味に飽きたら、絶対チベット料理。



ポカラはやっぱり観光地価格なので若干高めだけど、カトマンズに戻ったら、


気になってたチベット料理屋に行きたい!


お店のおばちゃんは、昨日も来たのを覚えていてくれていました。



「ポカラは、今日が最後なの。」


「本当?寂しいわ。でも、またポカラに来てね。」


「もちろんです!」



ポカラに、たくさんたくさん、戻って来たい場所が出来ました。


お店を出ようとした時、厨房から出て来てくれた旦那さんが言ってくれた、



「Good night.See you」


が、凄い耳の奥に残りました。



大好きになった町は、やっぱり大好きになった人達がいるからってのが必ずの理由。


いつもこうして最終日に、そんな町の人達にさよならを言ってお別れをするのが、


清々しくも寂しくてたまらないんだけど、その人達はいつも、


さよならではなくて、またねって言ってくれる。



きっとその、またね!がある限り、私はこの町を絶対忘れないし、


いつか絶対戻ってきたいと思う。



日本を出発する時に持ってきたキャンディーが、全部なくなりました。



交流して来た人達に渡してきたからです。つまりそれくらい色んな人と出会ってお話しました。


こんなの予想してもいなかった。


次は、倍は持ってこないとなー。




そして宿に戻り、パッキング。


ポカラでも、すっごい雑貨も服も、可愛くて買い込んでしまって、バックパックに入りません。


早くも手荷物移動です。



そして、シャワー浴びた時に気がついたんですけど、


ふとももに、すっごいアザが!


指を強打した時に打ったらしい。



明日は、バスターミナルまで歩きます。


でも、歩けんのかな。。。







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☆新しい記事は、ポカラ レイクサイドから日本妙法寺へのトレッキングまとめ です。


ひとまず、こんな私が通ったルートまとめましたよって事で。




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