2022とこなめダービー 総展望 | Youta

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ボートレースカメラマンを夢見る何の変哲もないブログ

ボート界で最も歴史ある大会「ボートレースダービー」。1年間で最も成績を高い次元で安定した成績を残したトップレーサーのみが走る”日本一強くて速いボートレーサー”を決める大会だ。今年の舞台は、ボートレース常滑。3年ぶりのSG開催とあって大盛り上がり間違いなしだ。

今回の中心レーサーは、やはり地元常滑スター・池田浩二(愛知)で異論はないだろう。今年からつグラチャンで8年半ぶりのSG制覇、史上7人目のSGV10を成し遂げた。そして舞台は地元常滑。現役…歴代のボートレーサーでも屈指の地元愛溢れ、尚且つそこで結果を残しファンを魅了する、まさに「ミスター常滑」。今年2月地元地区選優勝戦でFに泣くも、そんなの関係ない。常滑18節連続優出の記録を持つ地元スターは、今度こそ地元常滑でのSG優勝、地元ファンのもならず業界のボルテージを最高潮にさせろ。

池田以外の地元愛知支部も魅力的だ。もう1人の”常滑スター”である平本真之(愛知)は、前年度覇者として地元で史上2人目のダービー連覇に燃える。唐津グラチャンで久々のSG優出を決めた赤岩善生(愛知)、久々のSG制覇を地元水面で。今回SG初出場となった本多宏和(愛知)、地元水面で全国に名を馳せたい。そして今年常滑地区選Vなど記念戦線で結果を残し始めた磯部誠(愛知)も、今回初のSGドリーム戦選出。この勢いで地元でのSG初制覇を師匠の前で決めたい。

対する遠征勢も当然ながら精鋭揃い。その中心を担うのは、No.1レーサーの毒島誠(群馬)。今年SG未制覇ながらG1V2の結果を残し、現在獲得賞金6位にいる。今回選出ランク1位でドリーム戦①号艇に座る。このレースを最後に1か月のフライング休みが待っている。トライアル2nd進出目指して、一発大きいのを稼ぎたいところ。

昨年三冠王の「走る選手会長」瓜生正義(福岡)も優勝候補の一人。常滑はG1初制覇やSGV10(2019年オーシャン)を決めた好相性水面。またダービーも史上最多タイV3を誇る好相性大会。GP行きを確実にするために、好相性水面&好相性大会で躍動する。そして今年SG未制覇ながら現在賞金ランクトップの山口剛(広島)は、今年常滑周年Vを決めた勢いそのままに、12年半ぶりのSG制覇へ真剣勝負。今年晴れてSG覇者の仲間入りを果たした椎名豊(群馬)・片岡雅裕(香川)も新たな気持ちを胸にダービーへと挑む。

また賞金加算を考えれば、BEST18入りを確実にする為にこのダービーは賞金稼ぐのに極めて重要。特に羽野直也(福岡)は、先日の平和島周年Vで賞金ランク12位、年末BEST18にグッと近づいた。しかしもう少し余裕を持たせたい為、更なる賞金上積みを。その他磯部は15位、大村クラシック準Vの上條暢嵩(大阪)は賞金ランク16位、鳴門周年Vの丸野一樹(滋賀)は賞金ランク17位、津周年Vの関浩哉(群馬)は賞金ランク21位。平成生まれのレーサーがどのくらい今節暴れて賞金を稼ぐのか注目だ。

今節唯一の女子レーサー参戦となった田口節子(岡山)は、何と初日12Rドリーム戦⑤号艇に抜擢。今年女子のSG戦線での活躍は目を見張るものがある。その勢いに乗り、田口も活躍期待。

そしてダービーはSGデビューする伏兵も多い。今回SG初出場を決めたのは、柳生泰二(山口)・本多・河合佑樹(静岡)・宮之原輝紀(東京)の3名。特に宮之原は今大会最年少ながら近況好調、「ダークホース」になり得る可能性が高いため、軽視は禁物だ。

 

 

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