リアサスのプリロード調整 | X FORCE記

X FORCE記

YAMAHAのスクーターX FORCEに関する記録です!

X FORCEのマイナスポイントとして,サスの固さがよく指摘されます.実際走ってると道の凸凹をよく拾い,身体が飛ばされそうになることも.

 

僕はメカに疎い方で,これまでは調整を全てショップにお願いしてきたのですが,マニュアルに調整方法が書いてあるくらいなので自分でもできるだろうと思い,リアサスのプリロード調整に挑戦しました.

 

X FORCEのリアサスは4段階で1(ソフト)~4(ハード)となっており,購入時は2に調整されています.

 

 

写真の緑の四角がロードの位置を示しており,今は右から2番目の山,つまり下から2番目にソフトな状態にセットされています.これを赤い四角にあるアジャスターで一番右の山にセットすることになります.

 

アジャスターを回すためのフックレンチは,シートの下に標準で入っています.

 

 

これを使ってアジャスターを回します.固いのかなと思いきや素手で回すことができるほど容易に回転できます.

 

 

ロードが一番右の山にセットされたことが分かると思います.左右2個のリアサスについて設定を行いましたが,驚くほど簡単でした.

 

効果のほどを確かめるために50kmほど走ってみました.

まずシートに着座した段階で,明らかに沈んでいることが分かります.僕は体重が80kg超えということもあるのかかなり沈み,足つきがよくなりました.シートの前方に座ると両足がしっかり地面に着き,後方に座っても両足が半分程度着きます.

 

その後,敢えて段差のあるような道を走りました.劇的ではありませんが,サスが柔らかくなっていることが十分に感じ取れました.制限速度80km/hのバイパスも走行しましたが,段差によるショックも少なく,快適に走行できました.

 

足つきのためにサスを調整するのは本来の使用法に反するとは思いますが(^_^;), こんなに効くなら最初から調整しておけばよかったと感じました.