前回から約3か月あいだが開いてしまいました。
この間実に様々な、嬉しいこと楽しいことしんどいことつらいこと、
ありました。
時系列で書きたい気もしますが、まずは差し迫ったところから。
2人目の孫が産まれるのと前後して実家の父が手術をうけました。
食道がんと肺がん、どちらもステージⅠの早期がんで、
外科的にとってしまえば大丈夫ということでした。
11時間に及ぶオペは成功して、
あとはリハビリしてひと月以内に退院という「はず」でした。
一時は車いすに乗ってリハビリもできたのですが、
誤嚥性肺炎を起こし、その後もなんどか肺炎をくりかえし、
自力での呼吸が難しくなってノドに管を通す事になり、
そのうち胸水もたまり、肺を圧迫するので
人工呼吸器をつけられました。
癌はきれいにとりきれた、と主治医はいいましたが、
80をこえた父には負担が大きかったのでしょう。
それでも先週の主治医の説明では、
胸水が抜けて、自発呼吸ができるようになれば
人工呼吸器を外すための専門病院に転院することになるかもしれない、
という楽観的なことも言われていました。
しかしその後連絡があり、
腎機能が落ちて尿が出ない、
肺機能も改善しない、
非常に危ない状況なので、
会わせたい人がいたら連絡して、と言われました。
そして明日、また病院で主治医の説明があるそうなので、
行ってきます。
延命をどうするか、という話になるとおもいます。
暗い話でごめんなさい。
父にとっては二人目のひ孫にあたるSちゃん(男児)。
現在3か月、ちょうどお百日を迎えるころに、
病室で顔合わせができました。
それまでは写真や動画でみるだけだったSちゃんの実物を
父に見せることができたのは幸いでした。
マークの父であるもうひとりの曽祖父は、
KちゃんもSちゃんも会うことかなわず、
東日本大震災の2年前の3月11日に旅立ってしまいました。
それを思うと、
自分の遺伝子を受け継ぐひ孫をふたりも見られて、
父は果報者だと言えるでしょう。
わたしも腹をくくって、
送り出す準備をしているところです。