ゾンビ小説大好き!
ドラマも映画も好きだけどちょっと怖い
その点小説はなぜか怖くない!
…なんでかな?
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本「不死症」 著者 周木 律

 

★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

山間の製薬会社の研究所で爆発が起こる。
爆発のさなかにいた泉夏樹は記憶を失っていた。
研究所員だったらしい自分はいったい何の研究を行っていたのか。
そこへ、正気を失い人肉を喰らおうとする元研究所員たちが襲い掛かってきた。
生き残った数人で脱出しようと試みるが。。

 

 


すべてありきたりな設定といえばそう言えるけど。
主人公が不老不死にこだわっていたのもわりに最初のほうで明かされるし。
その結果がゾンビの蔓延。
映画のゾンビと違っているのは、彼らはすべて生きているということくらいか。
死んでよみがえったわけではなく、感染してそうなってしまったという。

けどサバイバルらしいサバイバルもなく、戦いもそこまで緊迫したものでもない。
淡々と進んで淡々と終わった感が。。。
でも現実を追求したらそんな感じになるのかもしれない。

山間の研究所に閉じ込められてしまったという大好きなシチュエーションなんだけどね。
自家発電できて水は地下水をくみ上げてる。
地下で野菜栽培もでき自給自足の生活ができる、ってのも好き。
理想のゾンビ生活!!

ラストはまぁそうなるだろうかな~という感じ。
ご都合主義もところどころみられるし、新しいゾンビ小説とは言えない…かな。
ゾンビたちから逃げ惑うのも最初だけやしね。
主人公が恋人を助けるために頑張るのもすぐ終わるし…。
なんていうか、どきどきはらはら感があんまりなかったのが敗因か。

ゾンビ小説に望むのは、解決方法やなぜそれが起こったのかの説明ちゃうねんな~。
どっちかというとそこらへんはあいまいでも許されるというね。
それよりも周囲をゾンビに囲まれてどのように主人公が行動し、生き残っていくか。
そして襲われる緊迫感、どきどきはらはらの連続!!がだいご味やろ。
この小説はどちらかというと、説明に終始してたもんな。

期待して読んだからかもしれんけど、星は二つくらい。
読みやすくすぐ読めた。
最初のほうはグロさもあったけど途中からはそういうのもなくなる。
恋愛も挿入はされてるけど感情移入はできなかったかな。。
ちょっと辛口になってしまった。。
でも、ゾンビ小説入門としてはいいと思う!
 

どっかに怖くてどきどきできるゾンビ小説ないかと探す日々です。

 

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