


















本「アンダー・ザ・スキン」 著者 ミッシェル・フェイバー
★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
若い女性イサーリーは毎日車を走らせる。
ヒッチハイカーを拾うために。
拾う条件は、筋肉隆々の体格が良い男のみ。
貧弱な肉体を持った男や、女には興味がない。
条件に叶った男を拾うと薬で眠らせ農場へと連れ去るのが仕事だ。
そこでは数人の男たちが待ち構えている。
ヒッチハイカーを地下で「処理」するために。
【ちょっとネタばれ注意】
うぎゃぁ。なんか読んで暗い気分になる話やった。
最初はああ「カニバリズム」の話かな?なんて思ってたら。
イサーリーたちの特殊な正体が徐々に明かされ、連れてこられたヒッチハイカーたちの残虐非道な運命に吐き気を催し‥。
でも途中でイサーリーの運命に同情を感じたわ。
あとねこれ読んでるとわけわからん言葉がたくさん出てくるのよ。
全然説明もなく。
英語?これ私の語彙が少ないしわからんの?
と疑問に思ってたけど、ああ、わからんくて当たり前なんやと途中で気が付く。
「ヴォドセル」というのが何を指しているのか、「イックパスア」というのがなんなのか、いちいちひっかかってた。
最初はサイコサスペンスかと読み進めてて、そのうちSFだと気が付く。
「人間」っていうのが○○○だったんやねぇ。
ラストも後味悪いったら山の如し(違)
まぁイサーリーの運命ったらこれ以外ないかもなぁ。
それでも日々は続いていく‥みたいな感じになるやろけども。
しかしやはりヒッチハイクは怖いね。
乗せるのも乗せられるのもね。
猿岩石には悪いけど一生私はヒッチハイクはしないと心に誓いました。
あ、これ映画化されてるような気がする。
してないのかな?(自分で調べろ)
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花粉症つらいね
