キング大好き!
ほんとに面白い。
人間ドラマも悪も全て好き
導入部分が長くて下手したら飽きるんだけど
その分ストーリーが進むともうやめられない
そしてその最初の部分も大事なんよね
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本「リーシーの物語 上下」 
著者 スティーブン・キング

★★★★★ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

著名作家のスコットの未亡人であるリーシー。
亡き夫の仕事場等を片付ける仕事になかなか取りかかれない。
それは封印した過去の記憶を紐解くことになるから…。
しかし一人の狂った男により過去を見つめることとなる。

 

 

 

上巻を読み始めた時はキングお得意の言い回しがながながと書かれていてちょっといらっと。
いやもうそういうのいいから!話をすすめて!と。
でも結局読み進むにつれてそういう細かい感情であったり、思い出だったりが重要になってくる。
 

下巻からは一気読み。
やはりキングってすごいわ~。
なんていうか、こういう話も全然平凡に終らないんやねぇ。
スコットの育った境遇もすごい(ここらへんがキングっぽい)し、リーシーが今まで自分自身にさえごまかしてきたことを正面から見つめ受け止め昇華する様はほんとすっきりする。

 

リーシーの物語
 

異世界だったり悪のぬるぬるだったりキング色満開なんだけど、それだけじゃなくって過去に囚われた人が前向きになれるようなそんなお話。
人ってツライ過去には封をしちゃうんだけど、それと向き合わない限り本当に前には進めないのかもねぇ。
面白かったです。

キング読んでていつも思うんだけど、よくこれだけ登場人物の背景について詳しく想像、創造できるなぁと。
育った環境から親との関係、子供時代の出来事、友達、さまざまな事柄をこと細かく書いてる。まるで見てきたかのように。自分の事でもこれだけ詳しく書けないのに、よくも想像上の人物像をこれだけ詳細に想像できるなぁ。
ほんとに作家さんってすごい。尊敬。
キングの小説何冊も積読になってる…。
早く読みたいんだけど、長編ばっかだから後回しになるんよね。。。

 

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