父のおかげで警察小説も読むようになった。
自分では買わないからね。
自分だと好みが偏ってしまう。
面白い本を読み逃してしまうのはもったいない。
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「ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル」

著者 今野 敏

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

警視庁科学特捜班、通称STには科学捜査のプロたちが集まっている。
今回の事件は、心霊現象を撮影していたテレビディレクターが首の骨を折って死亡。
現場は、霊が出ると噂のマンションの一室。
有名な霊能者が霊の存在を感じたその部屋で事件は起こった。

 

 

今回もめちゃ面白かった。
青のファイルとサブタイトルで分かる通り、プロファイリング青山が主役。
彼は原作では男をも魅了する美貌の持ち主とされている。

ドラマでは女性(志田未来)になってるらしいね。

やはり、彼は男性でないと!!…まぁ原作しか知らないからそう思うんだろうけど。

 

今回は霊が出ると噂されるマンションの一室が舞台。

分譲なのに住民が居つかずすぐ引っ越してしまうといわくつきの部屋。

そこで誰もいない部屋にカメラをセットし、霊を撮影しようとするテレビクルーたち。

ところがテープの交換のため部屋を訪れたADがディレクターの遺体を発見する。

彼は首が折れていた。

脚立から落ちた事故死だと処理されかけたのだが、STの矛盾点の指摘により殺人事件となる。

 

ST青の調査ファイル

 

超常現象をも科学的に解明するのが面白かったわ。

なるほどね~と納得できる。

もちろん霊の存在をまっこうから否定するような捜査をしないとこがいいんだよね。

霊の仕業という可能性も捨てずに捜査するとこがいい。

 

菊川という刑事が出てくるんだけど、最初変わり者ばかりのSTをうさん臭いと感じていたのに、だんだん彼らを信じ彼らを認め、味方になってくる。

そういう変化も読んでて気持ちいい。

誰が犯人なのか、誰もが怪しくて、でもまぁ犯人はそんなに意外性もなくて…だけど、捜査の過程がすごくわくわくできるから充分面白い。

意外なトリックがあったりとかそういうのはまったくない。
 

霊能者が出てくるんだけど、彼は霊の存在を感じると必ず頭痛が起こる。
そのことすら科学的に解明できちゃうんだよ、不思議~。
てか、頭痛って時点である程度は想像できちゃうんだけどもね。

決して心霊現象を否定している作りではなく、今回はたまたまはっきりとした理由が存在していた、というだけなのでそのあたりも好感持てたなぁ。
まぁネタバレになるので詳しくは書かない。
これは実際に読んでもらう方が早いし、面白いと思う。

 

ドラマではどんなつくりになっていたのか興味出てきたわ
私が読んだのは所詮2冊だけなので、どの事件が取り上げられてるのかもわからんし。
STリーダーの赤城@藤原竜也と警部の百合根@岡田将生が主役みたいやけど。
私が読んだ小説では青山が活躍してるだけで、他のメンバーはまだそんなに…って感じ。

原作小説ではこれから、赤の捜査ファイル、黄の捜査ファイル、緑の調査ファイル、黒の調査ファイルと続く。

色がついてる時点で想像つくけど、それぞれのメンバーがそれぞれの巻で主役となる。

これも読もうかなぁ。
基本的に警察小説は自分で買わないんだよね。
全部実家の父が買ってるのをパクって…あ、いや、貰ってきてるからなぁ。
父が続き買うのを待とう、そうしよう。

 

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