「ハズバンド」 著者 ディーン・クーンツ
★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
平凡な庭師であるミッチの愛する妻が誘拐される。
身代金は二百万ドル。
当然ミッチが持っているはずもない。
実は犯人はミッチのお金が目当てではなかったのだ。
妻を案じなんとか救出しようと孤軍奮闘するミッチ。
ところが様々な計略のため彼は窮地に陥っていく。
主人公が平凡な庭師であることが重要なんだろな。
大抵、元軍人とかさ、元FBIとかさ、特殊訓練受けてたりするやん?
それが暴力的な事に一切関わる事のなかった人物がいきなり悪の真っ只中に放り込まれる。
「愛のために人を殺せるか」たぶんできる。
娘のためならできる…と思う…たぶん…わからんけど。
ラスト近くまで手に汗握る展開、スピード感溢れどきどきはらはら、さすがクーンツだわ!と思わせる。
しかもいつもどおりハッピーエンド、読後感もいい。
ただ!!!!!!今回納得いかんことが!!!
いやいやいやいやいやいやそこ説明せんかい!と。
警官を痺れさせ兄を監禁し車のトランクに死体があるんやろがい!!!!
あっさり数年後の話になってるのが納得できんわ!
それでも星三つはあるけども。
でもやっぱりクーンツの小説にしては納得いかない部分が多かったかも。。
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