「モンスターズ / 地球外生命体」
2010年イギリス映画94分

 

★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ギャレス・エドワーズ

出演者 スクート・マクネイリー  ホイットニー・エイブル

 

NASAの探査機が採取した地球外生命体。
ところがサンプルを積んだ探査機がメキシコ上空で大破。
地球外生命体が増殖してしまう。
アメリカ政府はそこを危険地帯として隔離し、封じ込めようとする。
その頃メキシコに新聞社の社長令嬢が滞在していたため、その新聞社のカメラマンが一緒にアメリカまで脱出させることに。
だがアメリカ行きの最後のフェリーに乗れず、危険地帯を陸路で脱出することになってしまう。 

 

 

【宇宙人の正体についてはネタばれあり】

低予算映画らしいね。
でもあんまり感じさせない作り。
モンスターつっても、巨大タコ?イカ?みたいな。
怖さはない。

こんな感じのやつ↓↓

 

モンスターズ

 

なんか会話できそうもないから共存も無理そうな。

でもこのモンスターはきっと生殖だけが目的みたいだからそっとしておけば害はなさそう。

映画の中で触れられていたけど、駆逐しようとする軍のほうが民間に及ぼす被害が大きいというね。
モンスターを倒すために毒ガスまいたり、爆撃したり。
どうしても民間人が巻き込まれてしまうわな。
危険地区にいる人間にとっては軍がモンスターだということ。


んで、まぁ二人の脱出行が描かれるんだけど、それ自体は別にどきどきはらはらはない。
ラストもなんじゃそらと思ってしまったし。

ただ、モンスターがなかなか姿を見せなくてどきどきはしたかな。
低予算と知ってるから、よくここまで上手く安っぽくならずSFパニックに仕上げたなぁとは思う。

どうやらラストが映画の最初につながるっぽいね。

陸軍の人の鼻歌で気が付いたけど。
てことはハッピーエンドちゃうやんね?
めちゃくちゃバッドエンドやんね?
うわ、なんか後味わるい。

でもね~この映画に出てくるモンスターはただただ生殖してるだけみたいな感じでね。憎めないね。
でもたくさん卵産むみたいやしやっぱり共存は無理。
あっという間に地球を埋め尽くされてしまうわ。
てことはやっぱり殺すしかないのか。

でもね、木に卵いっぱい産んでたから駆逐するためには山を焼いたり、すんごい環境破壊せなあかんと思う。
毒ガスまいたりね。
そうすると被害に遭うのはモンスターだけじゃなくて、民間人なんだよね。

そういうのって今までの戦争でもそうやん?
そういう風刺があるんだろうな。

てことで怖くもないし、普通に観るのにいいんちゃうかな。
私的にあの二人の恋愛感情って、「吊り橋効果」やと思うわ。
二人で危険を乗り越えてきたから疑似恋愛感情が芽生えてるんやと思うわ~。あれ、絶対別れるわ。
酔っぱらって女連れ込む男は今後も絶対浮気するわ~。
なんと言っても最後のフェリーに乗り遅れたのは男が女を連れ込んでて、その女にすべて盗まれたからやしね。

 

てことで大きなお世話で感想を終わりたいと思います。
いや、ほんとに低予算とは思えないほどの映画でしたよ。
ただ宇宙人がほんとイカとかタコとかそのたぐいやったのと、ラストが嫌いだから★は二つにしました。

どきどきさせる作りとかめっちゃ良かった。
この映画は一般評価高いんで私の感想は気にしないように!!

 

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