「ツィス」 著者 広瀬 正
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
神奈川で変な音が聞こえる…一人の女性の発言からどんどん広がりとうとう首都圏はパニックに。
二点嬰ハ音=ツィス ツィス音と名づけられたその音はどこにいてもどんな状態でも聞こえてくるらしい。
東京でも音はどんどん大きくなり都民全員が疎開することになる。
前代未聞の公害音パニック小説。
まぁパニックと言っても淡々と進むんだけどね。
しかし都の対応は素晴らしいね。
なんかすんごいリアル。
起こりうるであろうすべての障害に対し対策を練ってある感じ。
しかし結局どういう事なんだろう。
まさか一教授の陰謀説がすべて…だとは思わないし。
本当に音は聞こえていたのだろうか。
一気読み必至の小説です。
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