「傷痕(きずあと) 上・下」著者 コーディ マクファディン
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
敏腕FBI捜査官であるスモーキーは凶悪犯に自宅に侵入され、夫と娘を殺され自らも顔と身体に傷を負い休職している。
自分を責め悪夢に苛まれる彼女にまたもや悪魔がキバを向く。
学生時代からの親友が殺され、犯人からスモーキー宛に挑戦状が残されていたのだ。
しかも親友には幼い娘がいてその子は三日間母親の死体に縛り付けられていた。
恐ろしい経験をしたその子ボニーは発見された時口が利けなくなってしまっていた。
ボニーを引き取り、犯人を捕まえる決心をするスモーキー。
犯人は自らを切り裂きジャックの末裔と名乗り、スモーキーの仲間、愛する人々を標的にし始める。
いや~怖い!めちゃ怖い。
悲惨すぎる。
目の前で夫と娘が殺され自分も切り刻まれるスモーキー。
自殺を考えるのは当たり前やろな。
自分の仕事のせいでそうなったんやもん。
それでもスモーキーは生きていく。強い。
彼女が率いるFBI捜査チームは優秀で素晴らしい。
もちろんスモーキーも。
犯人との知恵比べみたいのが面白かったし、次はどうなるの?と思わずページを繰ってしまう。
なんとなくラストもほんわかいい感じやし。
こう未来に期待が持てるような…。
続きが買ってあるので楽しみ!
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