「ザ・キル」 著者 アリスン・ブレナン

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

ヒロインが元FBI捜査官の三部作ラスト。
FBIにて研究所に勤めるオリヴィアは5歳の時、姉が誘拐され殺害されるという過去を持つ。
その犯人が投獄され34年が過ぎ、新たにDNA鑑定で冤罪が確定してしまう。
自分の誤った証言により無実の人間を34年も投獄し、真犯人はその間もずっと少女殺害を続けていたのだ。
オリヴィアは真犯人を捕まえるためシアトルへと向かう。
 

 

 

三部作の中ではこれが一番好きかも。
少女殺しだからきつい事件なんだけど、娘を殺された母親のネグレクトにより心を傷つけられる少女が痛々しい。



ザ・キル

 

オリヴィアが考えるように確かに現代に娘を持つことの怖さってあるよな。
いつどこでどんな悪意が娘を襲うかもしれんし。

今は自分が死にたいがために人を襲う奴がいるくらいやからね。
自殺する勇気がないから人を殺して死刑になるとか…もうね、あほかと。
勝手に一人で死ねや!!みたいな。

町でいきなりその手のアホが襲ってきても、娘を守り切れるとは限らないもんなぁ。

弱い者しか相手にできない犯罪者が多いから怖い。

しかし、冤罪で服役し人生の大半を刑務所で過ごした男が一番哀しいわ。。。
最後まで救われないっつーか。

この作家さんは結構すんごい事件を書くけど、どきどきはらはらさせられるので好き。

 


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