「初恋は秘めやかに」 著者 ダイアナ・パーマー

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

1920年代のアメリカ。レイシーは戦争に行った幼馴染の初恋の相手、コールを待ち続けていた。

戦争から帰ってきたコールは冷ややかで取り付くしまのない男に変わっていた。

レイシーはコールの閉ざされた心を再び取り戻す事ができるのか。

 

 

最初の方は同じ内容を繰り返し書いてたんで、「ちっ」といらついた(短気)んだけど、やはりダイアナ・パーマーは面白かった。

 

初恋は秘めやかに

 

コールの妹ケイティの初恋、
弟ベンに恋するフェイ、それぞれの初恋の行方も波乱万丈で面白かった。
ちゃんとみんなそれぞれの将来も描かれていてこれも嬉しかったな。

当然ハッピーエンドではあるけども胸がほんわり温かくなる。


なんかこういうの読むと自分を省みて嫌になるな。
心の底から愛し愛され‥って想像できないっていうか。
自分にはどっか醒めてる部分があって、好きだけど盲目的に愛することができてない気がする。

そういうのを追い求めてるからこういうラブストーリーが好きなのかもしれないな。

ハーレクインは基本的には★三つになる。
これはどの作品もそこそこ面白いから。
めったに、これは読まなきゃ良かった!みたいなのはない。
レベルが安定してる気がする。
なので、ハーレクイン初心者でも、そこそこ楽しめるお話ばかりではないかと。
ま、逆を言えばどれを読んでもそこそこ…とも言える…。

 


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