「龍は眠る」 著者 宮部 みゆき
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
雑誌記者の高坂は台風の日、一人の少年と出会う。
どうやら彼は物や人に触れるだけでその記憶を読み取る能力を持っているらしい。
その少年を信じ切れない高坂にどこからか脅迫状が届くようになる。
人の心を読む事ができる少年、高坂の過去に繋がる脅迫‥すべてが悲劇に向かって動き出していく。
初の印象ではナイトヘッドを思い出したわ。
二人の病弱そうな少年ってのも似てるね。
こんな能力あったら便利そう‥とも思うけどやっぱしいらないや。
知らないから生きていける事もたくさんあるから。
自分の心の中も読まれたくないし。
犯人とかここで”彼”はどのように関わってくるのかとかなかなか面白かったわ。
まぁ透視能力、テレパシーくらいはいいけど、テレポートとなるとちょっとリアルさが半減した感じ。
でもこの能力がないとラスト近く困る事になっちゃうけどさ。
これって続きはないのかな?
慎司がこの先どうやって生きていくのか興味あるわ。
彼の運命は過酷やねぇ。
こういう能力系の小説好みです。。
読書感想ランキング ←宮部みゆきさんって多才な方だな~時代小説も書かれているし…と思う私にポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです。