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「あやまちは愛」 著者 トレイシー・アン・ウォレン

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

社交的な姉ジーネットは結婚式当日、内気な双子の妹バイオレットに身代わり結婚を持ちかける。
バイオレットは姉の婚約者であるエイドリアン公爵をひそかに思い続けていた。
その愛ゆえに身代わりを引き受けてしまうバイオレット。
公爵はわがままで勝気なジーネットの身代わりに妻となった、聡明で優しいバイオレットにそうとは知らずだんだん惹かれて行く。
公爵を騙しているその罪悪感に苦しめられながらもバイオレットは必死に姉と入れ替わった事がばれないよう暮らしていくのだが。

 

 

19世紀の英国ヒストリカルロマンス。
しかし英国貴族ってのは優雅やね。夢のような生活。いいなぁ。

双子って憧れがあるわ。
同じ顔ってことは、客観的に自分の容姿を見ることができるわけやしね。

双子でも性格が全然違うっていうのはよく聞くね。
同じ顔でも性格が違えば、好きになる人も違うし、反対に好きになってくれる男性も違ったタイプになるような気がする。

時折両親でも間違うくらい似てる双子がいるよねぇ。
入れ替わってもバレないくらいの。
今回の小説はそんな感じ。

 

あやまちは愛
 

しかも、現代と違ってずっと長く付き合って結婚するわけちゃうからね。
あれ?なんか思ってたのと性格違うなぁ…くらいは思うかもしれんけど。
でも、双子の姉妹がいることは知ってるわけやし、二人を見比べ一緒に話をしたらバレるとは思うな。


だからこそバイオレットの正体がばれないよう思わず祈ってしまう。
はらはらしつつも熱愛にうっとり…みたいな。


えーと。まぁ良かったです。
読んでて楽しかった。

 


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