「M8」 著者 高嶋 哲夫
★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)
東京直下型地震マグニチュード8が起こったら…。
若き地震学者の予知を通じ、都知事は演習と称し警戒宣言を出す。
その後とうとう地震が!
なんか地震小説にハマってるわ~。
東京で地震が起こったら。
読み進めていくうちに本当に怖くなってくる。
たぶん、本当に地震が起こったらこの小説に書かれていることの数倍、数十倍ひどい状況に陥ると思えるから。
小説では政治家が自分の利益等ではなく、国民の安全、命、を優先し行動する。
不眠不休でことにあたる彼ら。
本物の政治家がこのような行動を取るとは思えない…。
おそらく新品の作業服を着て警護の車と共に避難所を二箇所ほど廻るぐらいが精一杯だろうな。
結局自分たちの命は自分たち自身で守るしかないのだ。
地震が当たり前のように起こる日本。
はぁ~ほんと日本に住んでるのが嫌になるな。
地震は絶対起こるのに、原発乱立させるもんな。
もうあほとしか思えないわ。
とりあえず地震対策というのは常に必要なのだと思った。
その意味でもこの小説、たくさんの人に読んで欲しい。
東京直下型地震の可能性がどんどん高まっていると報道されている。
何十年という単位で起こるとされているらしいやん。
けして絵空事じゃないってことだ。
生き残るためにこういう小説を読むのも無駄じゃないと思うんやけど。
サバイバル知識を身に着けるような本もいいと思う。
東京で巨大地震が起こったら日本という国がどうなるのか…。すっごく怖い。
首都が壊滅状態になる…。
おそらく経済的にも国際的にも最悪な状態に陥るのだろうな。
なかなか想像すらできないのに、よくこんな小説書けたな~本当にすごい。
阪神淡路大震災にしろ、東日本大震災にしろ、どんどん恐怖が風化していってしまう。
きっと未だに苦しんでいる人たちがいるはずなのに…。
いつ大地震が起こってもおかしくない国に住んでいるのだと自覚が必要なんだろうな。
こういう小説読むと防災意識が高まるわ~。
さ、ちょっと備蓄しなきゃ。。。
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