「唇が嘘を重ねる」 著者 ジェイムズ シーゲル
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
広告代理店に勤めるチャールズは大きな仕事を下ろされ、また娘の難病等でむしゃくしゃする毎日を送っていた。
そんな時、美女ルシンダと電車内で出会う。
彼女の魅力に溺れついに関係を持つチャールズ。
ところがその逢瀬の場が押し入り強盗のせいでぼろぼろに…。
財布を奪われ、暴力を振るわれ、銃で脅されルシンダはレイプされる。
その日からチャールズの悪夢が始まった。
名前や住所、会社を強盗に知られ脅迫されるようになったのだ。
普通に暮らし、時には不満も持つありふれたサラリーマンがほんの出来心により嘘に嘘を重ね転落していくさまはリアルで怖い。
ラストまで気が抜けないストーリーは誰しもが罠にはまる可能性を秘め恐怖感を煽る。
そしてラストは…。
まぁ一気に読むことをおすすめします。
これを読めば浮気が怖くなるかも…。
一番大事なものは、一番守りたいものは何か…を考え行動することが大事だと思ったね。
男は下半身で考える事が多いからなぁ。
電車の中で美女に誘われても絶対ついていかないように!!
ふとした出来心が人生を狂わせることもあります…。。
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