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「すべての女は美しい」著者 ローラ・シェイン カニンガム

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


クリスマス近くのニューヨーク。
20代の頃の仲間6人が集う。
あの頃から10年以上が経過し、それぞれが様々な不安や悩みを抱えて生きている。
仲間の一人が初出産するにあたりお祝いに6人がパーティーを開くのだが…。

キャリアや結婚、不倫、離婚、久しぶりのセックス、それぞれが胸に抱える悩み苦しみがお酒がすすむにつれて噴出し始める。

 

 

 

女友達っていいよなぁ。赤裸々な話もできるし。

 

すべての女は美しい

なんで女って心の中やその時どう思ったか、どう行動したか、まで友達に詳細に告白しちゃうんかな。
そのすべてを興味津々で聞いてしまうし。

なんの解決にもならなくても、ただ聞いてもらって共感してもらえたらすっきりするんだよね。

反対に言えば、共感してくれる子が友達っていうか。
説教とか解決方法とかが聴きたいんじゃないからね。
女性って案外答えは心の中に持っていて、その答えを後押しして欲しくて悩み相談してる気がする。
だから自分と違う意見言われると気に入らないし受け入れられない(笑)


6人もいると考え方の違いや、その中で特に気が合わない人、気が合う子、どうしても出てくる。

そこらへんの機微が丁寧に描かれていて、あるある…なんて共感しちゃったわ。

それでも何でもいえる友達って貴重だな…と感じた一冊。


あ~あの子どうしてるかな。久しぶりに会いたい…と思わせられた。
何年逢わなくてもきっと逢えばすぐにアノ頃に戻るんだろうな。
 

もっとドロドロして最悪な結末になるんじゃないかとハラハラしたけど、結局ほんわかいい気分になる小説でした。
女友達ってイイ!と思える小説です。

 

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クリスマスは大事な人とデレデレダウン