「デクスター幼き者への挽歌」著者 ジェフ・リンジー
★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
デクスターはマイアミ警察の鑑識技官。
ところが裏では極悪人を自ら処刑する連続殺人鬼。
世の中から悪い奴を一掃したいという高潔な意識から殺人を…ではなく、殺人願望が強すぎて誰かを殺さずにはいられないから殺す。
殺人鬼の素養に感づいた養父ハリーはデクスターに指針を示す。
この世には殺されて当然の悪者がいる、どうせ殺すならそいつらにしろ…と。
殺人衝動を抑えられないならいっそ悪人を狩れというハリーの教えを忠実に守るデクスター。
自らが連続殺人鬼のため、殺人が起こっても他人事ではなく、殺人鬼の意識レベルまで到達し事件を解決に導くこともある。
殺人鬼なのに憎めない。
人間を殺したいと望む変態なのに応援してしまう。
殺人鬼なのに鑑識。
普通殺人鬼ときたら悪役なのに、ヒーロー役にするとこが斬新。
相手がいくら犯罪者だとは言え殺すわけだし悪い人なんだけどなぁ。
養父が素晴らしいと言えるな。
デクスターが殺人願望に悩まされていると気が付いて、悪人を殺すよう助言するのが素晴らしい。
これがなかったらデクスターはただの連続殺人鬼になってたわ。
確かに殺人鬼の気持ちは殺人鬼にしかわからんかもしれんね。
実際に、連続殺人鬼が刑務所の中から警察に助言して、女性連続殺人鬼を逮捕するという事件あったやん。
アメリカで。
有名なテッド・バンディやったっけね。
忘れたけど。確かじゃないけど。
興味ある方はググってね。
映画でもハンニバルのレクターがジョディ・フォスター演じる捜査官に助言するのがあったわ。
羊たちの沈黙やね。
やはり連続殺人鬼は連続殺人鬼の気持ちがわかるわけね。
ラストからみて続編があるよう。
訳されたら読んでみたい。
確か映画化もされるって聞いたような…。
されたのかな?
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