


「穴<HOLES>」 著者 ルイス・サッカー
★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)
無実の罪で児童矯正施設に送られたスタンリー。
意味もわからず毎日毎日固い大地に大きな穴を掘る苦行が待っていた。
そしてとうとうスタンリーは友達と一緒に矯正施設を脱走することに。
スタンリーを待ち受ける運命とは…。
児童文学らしいけど面白かった!!
充分大人でも面白いです。
途中に過去の話がいくつも挿入されるんだけどもそれらがすべて最後に大団円になるのはすごい!
過去と現在とあちこち飛ぶので最初はとまどうかも。
でもほんと無駄な部分がないというか、すべてあとに繋がってきます。
ああ~なるほどね!という伏線がいっぱい過去のお話にちりばめられている。
その伏線がラストに集結!ああ、こういうことなのか!と腑に落ちるのが気持ち良い
硬い大地に延々穴を掘る…とかどんな地獄。。。
これはきつい。
そりゃ脱走したくなると思う。
人って意味のないこと(意味がないと思えること)を延々やらされるのって耐えられないんだと思う。
生きてる意味を知りたくなるのもこれだよね。
まぁ未だに自分の生きてる意味はわからんけども。
まぁそこまで深く人生について考えなくてももっと軽く読めますから安心してください。
これは何度読んでも面白いかも。
そのたび新しい発見がある気がする。
どきどきはらはらわくわくできた。
唐突だけどたまねぎってすごいね!
ってこれほんとなのかどうかわからんけど。
私はあんまり生で食べられないからなぁ。
サラダに入ってて少しなら平気。
でも生でまるごと…は無理だな。
てことでたまねぎは結構大きなファクターです。
たまねぎがどう関わってくるのかは読んでみてね。
これはなかなかお勧めです!
読んで後悔しないと思う。
子供にも読ませたいな。あ~図書館で借りないで購入すべきだったわ。
小学5年以上なら楽しめるんじゃないかなぁ。
これはほんと素晴らしい!子供にも読ませたい!
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