いまでもアナタには好きな人がいますか?愛があれば・・全てのことは上手くゆくかも?
自殺する人は、自分の人生に絶望した人ではないでしょうか?」
それでは、どうして人は・・・自分の人生に絶望するんですかね?
フランクル氏が「どこまでも透明な絶望」と言いましたが、第2次世界大戦でナチスがユダヤ人を大量に虐殺しました。強制収容所では働けなくなった捕虜をガス室で殺しました。
フランクル氏も捕虜になりました。ここで助かる確率は、28人に一人でした。(28人の中で生き残る可能性があるのは一人だけでした。)
それに比べて、現代はどうでしょうか。
現代人の人生は、フランクル氏の絶望よりも・・・軽い気がいたします。生活に困って餓死することはありません。住む家もあります。服も買えます。でも・・・透明な絶望とは、どこまで行っても抜け出せない、「先の先まで見えてしまう絶望。」
「今もそこそこ幸せであるが、これ以上の幸せなどどこにもないことが、あらかじめ判ってしまっている、という、無力感。」
「まさしく、絶望だ!」
AIが進化して、人間の仕事を減らします。特に、事務員は要らないのでないでしょうか?AIが進化すると85%の人間は用無しになります。
そんな時に、ふと立ち止まって、自分の心が「空しい」、自分が「退屈」だと認めてしまうと、突然、底なしの奈落に落ちてゆきます。
一言で言いますと・・・「今、家で引きこもっている人」は、「空しい」「退屈」「空虚感」に苛まれる可能性が多々あります。
それを恐れて、現在人はますます生活のテンポを速めます。絶えず忙しくすることで感覚を麻痺させてしまおうとするんです。またアルコールで感覚を麻痺しようとします。(仕事が無い日曜日が怖くなります!)
「アルコール、仕事 以外でも、タバコ、コーヒー、浮気、犯罪、ギャンブル、大麻、覚せい剤、などに逃げ込みます。また、高血圧、糖尿病、心臓病、脳梗塞、耳鳴り、心筋梗塞、ひきこもり、などの病気に逃げ込みます。最後に、それでも逃げきれない人が‥誰でもいいから殺してみたかった。から自殺に追い込まれます!」
今日はこの、自殺の原因になる「虚無感」を無くす方法を考えてみたいと思います。
皮肉なことに、人間は成功するほど、生活が楽になります。すると、「退屈」になります。最後に「虚無感」を持ちます。それで、人は自殺するわけですが・・・フランクル氏は、ここでフロイトの「性欲」=「性的リピドー」が問題になります。
人には「性欲」があります。普段から愛に包まれた生活をしている人はいいのですが・・・「性欲」を押さえつけている人は、次第に「性的リピドー」として蓄積されます。この性エネルギーが溜まれば、人間にはコントロール出来なくなります。
それで、ある日、突然、自殺したり、犯罪を犯したり、病気になったり致します。普通のサラリーマン、公務員、学生、主婦が、突然性犯罪に走るのは、「性的リピドー」のエネルギーが突然、爆発するからだと思います。
フランクル氏は、性欲は、虚無感のもとに集まると言ってます。親の家に住んで、ひきこもりの人が、自殺したり、性犯罪に走ってり、社会で成功したお金持ちが、不倫や性犯罪、自殺に走るのはこういう理由であります。
「つまり、幸せや快楽を求める人は・・退屈になり、空虚感を持ち、そこに性的リピドーが集まり、自分でコントロール出来なくなり、最後は、病気になるか、犯罪を犯すか、自殺するようになるみたいです!」
(続きは、次回の後編でお答えいたします!)
中島みゆきの動画は少ないです。でも、ラストツアーは見逃せませんネ!