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ちゃちょのブログ

実践している健康のことや近況

こんにちは~。ちゃちょのブログへようこそ。今回は、急激な地球温暖化と

異常気象で、増えている熱中症について、環境省HPを中心に対策を考えます。

 

7月24日(水)の東京の最低気温は27.0℃の熱帯夜、最高は正午36.3℃の猛暑日、

午後1時には急な雷雨7.5mm/hで、22.3℃に下がるという3大現象パレードです。

今、道路に落ちた、強風で折れた枝や道路の反対側まで飛んだ落ち葉掃き完了!

 

さあ、今日は梅雨明けに、どっと毎年、増えている熱中症の対策を新しい政府情報も入れて

見ていきましょう!次の順で見ていきます。残念ながら、熱中症は増加傾向です。

 

I, 最近の政府の動き

Ⅱ、熱中症とは

III, 緊急搬送から見る傾向と対策

IV, 暑熱順化

 

熱中症は、気を付けさえすれば、防げる病気です。暑い中に起こりうる体の障害すべてを

含めたものを言います。赤字でリンクした日本気象協会の「熱中症ゼロへ」HPが充実してます。

直射日光の日射病や、救急搬送が必要な熱射病も、含む総称です。

 

I, 最近の政府の動き

 

環境省熱中症予防情報サイトを下にスクロールし、「熱中症警戒アラートメール配信サービス」や「暑さ指数WBGTメール配信サービス」をプッシュして全国840地点から選べます。ぜひ、登録ください。4月中旬~10月中旬のサービスです。「環境省 熱中症」で出ます。

 

例えば、東京・練馬の7月25日(木)の暑さ指数を1時間おきに頼むと、このようにメールが

届きます。午後1時で暑さ指数32.9で、危険の31を超えていました。35.3℃の猛暑気温でした。外に出ると、白い太陽の光にフラっとしました。雨ならカミナリ付きの暴風雨です。

暑さ指数WBGTは、アメリカ考案の、気温・湿度・輻射熱の影響を取り込んだ、人と外気との熱のやり取りに注目した指数です。JIS B 7922規格適合の、湿球・黒球を備えた正規計器は6万円位。(ミドリ十字の熱中症指標計WBGT-302は、会社HPで43,780円+送料450円、Amazonだと56,500円)。正規でなく、ほぼ正確な日本製6千円程度等各種、すぐ壊れる中国製1100円もあります。

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)で考慮されている要素は、気温の他に、風、湿度、

日射・輻射です。

 

これから先のスクリーンショット(Windows+Shift+S)は、このサイトの「熱中症について学べる動画」から、「熱中症予防 本上まなみ~暑い夏を乗り切る知恵と技~」約40分「早見優のLet's Studyシリーズ」約3時間と私のメモや知識から、要点を紹介する形を取っています。(リンクを環境省が無効にしています。ぜひ、「普及啓発資料のダウンロードページから入り、ご自身でお楽しみください.。またYoutubeで、タイトルを入れて検索しても出ます。すごくいい動画です!

 

また、この「普及啓発資料のダウンロード」からは、96ページに及ぶ2022年版

環境保健マニュアル」pdf.も、閲覧したり、打ち出すことができます(閲覧用をリンク)。

 

上記の「環境省熱中症予防情報サイト」から、2021年から、暑さ指数、熱中症警戒アラート

を、空メールを送って申し込み、スマホやPCに受信できるようになりました。

 

政府は、最近の暑さのエスカレートに対して、「熱中症特別警戒アラート」も2024年4月から

知らせるようになりました。「特別」とは、、、?

 

それは、全都道府県で暑さ指数が35以上になり、重大な健康被害が生じるという

ワンランク上を設定したものです。この2つは、完全な運動中止レベルです。

 

暑さ指数は、21から始まっており、注意、警戒、厳重警戒、危険、熱中症警戒アラート、

熱中症特別警戒アラート、という全容になっています。「特別」では回りの命も守ります。

 

28以上は激しい運動中止、31以上は、原則・運動中止です。

 

この表で、暑さ指数35以上は、気温では31℃以上に該当します。普通の気温計でも

自分で換算すれば、暑さ指数がわかります。暑さ指数28~31は、気温31~35℃です。

暑さ指数25~28は、気温28~31℃です。暑さ指数21~25は、気温24~28℃です。

 

実際に、気温25℃以上に急になった春先の4月中旬から熱中症は、発生しています。

暑さ指数31を超えると、熱中症のリスクが高まる、と覚えるといいです。

天気予報の気温は、風通しの良い広い芝生の上で測り、実際の炎天下の道路は、5℃高いです。

 

東京は、気温観測地が、大手町から北の丸公園へ移動し、1~2℃下がった数値が出ています

 

これは、環境省熱中症予防情報サイトに出た7月23日(火)の地図ですが、東京などは

紫色の「熱中症警戒アラート」が発令されていて、35.4℃の猛暑日でした。青森県・

道南を除く、日本全国が「日最高暑さ指数31以上」の赤色でした。

 

7月25日発表の1か月長期予報でも、8月下旬まで、日本全国が平年より暑く、東日本は

雨が多いようです。土砂崩れも心配です。東京は、もうずっと熱帯夜/猛暑日/雷雨のパターン。

7月25日の東北地方の集中豪雨のお見舞い申し上げます。

 


これは、日本だけのことではなく、2016年パリ協定では、世界に平均気温を、1900年の

産業革命以前に比べて2℃低く保つことが決議されました。今のままでは2050年に2℃上昇、

2100年に4℃上昇し、水不足・農作物減少、干ばつ、森林火災、海面上昇が起こります。

 

今も各国は取り組んでいます。日本は、原発アレルギーがあって石炭火力に逆戻りかな?

途上国は、「CO2を出しても、経済発展したい」ので、足並みが乱れているのが現状です。

今まで化石燃料で発展してきたのは先進国だから、当然、不公平感は持ちます。

 

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2021年、予測を公表しました。

平均気温が産業革命前と比べて世界の気温が、人間活動により、さらに2021~2040年に

1.5℃上昇すると、前回の発表からたった3年で、予測を10年早めました。

 

異常気候は増えていきます。穏やかな偏西風に乗った、四季の移り変わりはもう望めません。

 

地球温暖化とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロンなどの恩師ts効果ガス

が工業化で増えすぎ、宇宙に逃げようとしていた熱が地表にたまりすぎることで、気温が

上昇し、地球全体の気候が変化することです。このまま化石燃料に依存した社会は2100年

には、持続可能な社会のシナリオに対して、5.7℃も気温が上昇してしまいます。

 

すでに、地球温暖化の進行状況は、1900年から2016年にかけて、1.25℃上昇しています。

 

2040までに2℃上昇すれば、熱中症患者は2倍へ増加します。

大都市では、海からの空気の通り道が、大きなビルで阻まれ滞留するヒートアイランド現象

が起っており、夜も引き続いて暑い熱帯夜現象で、熱中症患者は増えています。

 

暑さ指数が、厳重警戒の28を超えると、熱中症患者が著しく増加しています。

 

Ⅱ、熱中症とは

 

熱中症を引き起こす要件には、急に気温が高くなったなどの「環境」と、「からだ」に不全が

ある場合と、激しく・慣れない・長時間の・水分補給がしにくい「行動」が絡み合っています。

暑さ指数は、こうした点を、気温、湿度、輻射熱で、表現したものです。

 

先ほども見ましたが、暑さ指数に対する日常生活の指針も出ています。

 

熱中症予防の指針も出ています。気温の-3~4℃が暑さ指数でしたね。多湿・輻射も危険。

 

これから、緊急搬送から見る傾向と対策を見ていきましょう。

 

III, 緊急搬送から見る傾向と対策

まず、熱中症で緊急搬送される中身を見ていきましょう。

今、東京でも救急車を要請しても到着には、9分43秒かかります。

3年前は8分30秒でした。どんどん途中の交通事情は悪くなっています。

 

2023年は、もっとも暑い夏となり、熱中症により緊急搬送者数は、2022年の約1.3倍

(91,467人)でした。「熱中症」については9割が知っていましたが、「暑熱順化」については、

6割以上が、知らない状況でした。IV, 暑熱順化で、述べます。

 

多いと言われた2014年には、4万人でしたから、10年で2倍以上になっています。

自主的に医療機関にかかった人は、搬送者の10倍近くに及んでいます。

 

桜が散り終えたときや、梅雨明けなど、急に温度が上がる時の熱中症患者が急増しています。

真夏日が常態化し、熱帯夜や猛暑日が始まった2024年7月1日~7日だけでも、9,105人です。

 

熱中症には、環境、身体の状態、暑いときの行動などが密接にからんでいます。

 

熱中症というと、外で運動したり、仕事をしているときになるイメージがあります。しかし、

2020年の43.4%のように、自宅の室内で熱中症になるケースが一番多いのです。

リビング、寝室、トイレで倒れる人が、室内で倒れる人の86%でワースト3です。

 

これは、部屋に籠って動かないからで、温度計などで、室温。暑さを確認し、31℃を

超えたら必ずエアコンをつける、エアコンの風がきらいなら、扇風機を当てて、風を

循環させる、フィルターを2週に1回掃除する、すだれや薄いカーテン、遮光フィルムで

直射日光を避ける、涼しいうちは2カ所開けて空気を流れさせる工夫が大切です。

 

エアコンは外気と5℃以上開かない方が熱中症になりにくいのですが、31℃を超えれば

必要です。30℃を超えると、皮膚からうまく熱が逃げなくなります。32℃は完全アウトです。]]

室内なら、保冷パッドを冷やしておき当てるのも、水風呂やシャワーも、自由自在です。

 

1日あたり1.2ℓの水文補給をこまめに行いましょう。これは、1時間ごとにコップ1杯の水

に相当します。500mlのペットボトルなら3本。トイレは多くて構わないのです。

人は就寝中にコップ1杯の汗をかきます。ですから起きたらコップ1杯飲むのがいいのです。

 

暑くない時や運動してないときは、塩分は日本人は日常で取りすぎています

から(世界保健機構の目標値5g未満を2倍の10g摂取)、麦茶などにしましょう。

 

尿の色で自分で脱水をチェックできます。尿が茶色ければ、継続して水分を補給しましょう。

 

「ついでに水分補給する」ぐらいの習慣をつけたいものです。

 

●重度:意識がない、けいれん、高体温。

●中度:頭痛・嘔吐・倦怠感。

●軽度:めまい、くらくらする、足にこむら返り。

 

ただ、これに類似した症状に、脳卒中があります。Face笑う口元が下がる、Arm

腕を伸ばすと片方が下がる、Speechろれつがまわらない、Time経過を確認し、

FASTといい、半身のしびれや麻痺ならば、脳卒中です。tPAという血管溶解剤を発症

3時間内に血管に流せば助かります。時間との戦いになります。

 

前触れでも1~2日中に脳梗塞を起こします。迷ったら#7119です。倒れた人の肩をたたき、

意識がなければ、「あなたはAEDを」「あなたは119番を」と指さし、分担を明確にしましょう。

胸とお腹の動きがなければアゴを上にひいて「気道確保」です。相手の胸の中央に両手を

合わせて乗せ「もし、もしカメよ、カメさんよ」の1分位100回のペースで5㎝へこむ強さで

 

どんどん押しましょう。AEDや救急車が来るまでです。疲れたら複数で交代。肋骨が1~2本

折れても免責されます。(人工呼吸より胸部圧迫が最近主流です)心肺停止の場合、1分経過する毎

生存率は7~10%低下します。AEDはスマホで近くのコンビニなど置き場所はわかります。

 

熱中症の話に戻ります。熱中症には、大きく分けて、動いている運動・仕事中と、

何もせず高齢者などが起こる場合の2つがあります。

気温が25℃でも、湿度が80&以上あると、発汗しにくくなり、熱中症への危険は高まります。

 

高温、多湿に対し、子どもはまだ汗腺が未発達で、高齢者は逆に体内の水分が少なく汗をかき

づらく、皮膚の暑さへの音感冷却センサーがにぶくなっています。暑い環境も自覚しにくいです。

血流を多くしたりする機能が、弱まっています。共に高体温になりやすく、要注意です。

 

特に高齢者は、若い頃より体内の水分も50%と少なく、脱水になりやすいのです。

その上に、大切なエアコンを毛嫌いする人が多いため、使わない人が多いのです。

体づくりが大切です。IV, 暑熱順化で述べます。体は何歳になっても作れます。

 

2022年の熱中症による救急搬送者は、半分以上が、高齢者でした。2023年の東京都世田谷区では、全員が65歳以上で、8割が屋内でした。慢性疾患のある人、体調の悪い人、暑さ慣れしてない人、屋外仕事の人、寝たきりで移動な困難な人が、熱中症になりやすいのです。

 

字が小さくて見づらいですが、最上の棒は平均値で、2番目の棒が高齢者ですが、

緑色の中等と、赤色の重症が、どの世代より一番多いです。50%以上も中等度以上です。

高齢者は重症化もしやすいのです。

 

熱中症による死亡者数は、紫色の女性が高齢になるほど増加しており、今まで中年が

多かった男性も今では、高齢者が80歳をピークに後ろに、ずれてきています。

 

熱中症の死亡者数は、2020年の場合、高齢者が87%を占めました。

 

高齢者は、自宅で、ただ窓を開け、31℃を超えても感じず、汗も出ず、エアコンもつけない、

トイレに行くのもめんどくさいと、熱中症になる方が多いのです。2/3が室内で倒れています。

 

「働き盛りの子どもには迷惑をかけたくない」と一人住まいを続ける高齢者が多いので、

お子さんは、頻繁に電話し、今の室温を聞き、いつまた電話する旨、伝えましょう。

人は自分では気づかないこともあるからです。タワマンは高層階ほど重症化します。

 

繰り返しになりますが、電話で直接、エアコンを使うよう呼びかけ、温度計が28℃を

超えていたら自分では感じなくてもエアコンを使ってもらい、一緒に水分補給をする時間を

決めるのです。そして、本当にまた、電話して確認するのです。

 

高齢者は、水だと誤飲して気管支へ入る危険性もあります。ある程度のとろみのある

無塩のトマトジュースなどがいいでしょう。塩分入りだと塩分取り過ぎになります。

コーヒー・紅茶は利尿効果が高く、カフェインで寝つきも悪くなるので止めましょう。

 

経口補水液(所ジョージが宣伝していたOS-1など)は、脱水になってしまった場合に点滴

代わりに飲むもので、「喉乾いた」「汗かいた」で飲むものではありません。栄養補給効果なし。

「とろみ成分」は、お年寄りのために、薬局で白い安全な粉末を売っています。

 

高齢者は、一人暮らしで社会的に孤立している場合が多く、近所の知人、友人、家族が

コミュニティとして一つの輪になって、声をかけていくべきでしょう。

 

今度は、話を子供に移します。子どもは汗腺が未発達で汗かきではありません。

また体面積も小さいです。自己申告が苦手で自由に水を飲める環境にないかも知れません。

従って真夏のカンカン照りでは一遍に弱くなります。

 

たとえ、冷房が効いた車内でも、短時間であっても、子どもを置き去りにしては

いけません。後ろ窓からすぐ車内は30℃を超え、チャイルドシートは背中からの

放熱を妨げています。子どもを車内で死なせる事故が続いています。

 

地面に近いほど、アスファルトからの輻射熱で、大人の高さより5℃は高くなります。

都心では、アスファルトが溶けて、地面が50℃近くなっている場合があります。

 

熱中症は、都心部で夜間でも温度が下がらないヒートアイランド現象で熱帯夜になります。

前の日の夕方、涼しくならなければ高温の熱帯夜で、夜でも熱中症に注意です。

「自動」で、エアコンは、つけっぱなしで寝ましょう。電気代はその方が安いです。

日頃の睡眠・栄養もすごく大事です。

 

ここ30年、30℃以上の真夏日の時間が、2倍になっています。朝夕も暑いのです。

熱帯夜は10倍に増えており、夏バテで体力が弱っているところへ、35℃を超える

熱波が続けば、熱中症の重症になり、死亡することもあります。

 

熱中症予防のポイントを見ていきましょう。・エアコン、扇風機を使う・こまめに水分補給をする・外出時には、帽子や日傘を使う・熱中症警戒アラート時には外出を控えるなどです。

 

実は、3つとも間違っています。半袖開襟、塩分多寡防止、扇子団扇が大切です。

 

熱中症予防に関しては、ポスターの下にあるように、内閣府、こども家庭庁、消防庁、

文部科学省、スポーツ庁、厚生労働省、農林水産省、国土国通省、観光庁、気象庁、

環境種の12省庁が横断的に、必死にキャンペーンを張っています。

 

熱中症の応急処置フローシートです。4つチェック点があります。

 

熱中症と疑われる、めまいや立ちくらみがありますか②意識がありますか?➡なければ

すぐ救急車です。待つ間、太い静脈が通る首筋・脇の下・太ももの付け根を冷やす、自分で

 

水分補給ができますか➡できなければ、医療機関へ、症状が改善しましたか➡してなければ

医療機関へ、➡してれば、安静に休養を取り回復後、帰宅へさせます。

 

②の意識がない救急車を待つ間、涼しい場所へ移し、太い静脈が通る3カ所を冷やすと同時に、

衣服をくつろげます。

 

確認すると、意識がある場合は、この通りです。

 

逆に、意識がない場合、この通りです。

 

★受け入れた医療現場では、血圧・心電図・酸素飽和度・脇下体温を測り、4~6℃に

冷やした点滴を入れ、太い静脈(首すじ・脇の下・太もも付け根)を冷やします。

 

さあ、野外より多いと言われる、室内の熱中症の対策チェックです。

 

エアコンはためらわずに使いましょう。1年で一番暑いのは、7月中旬から8月中旬ですから

それに覆いかぶさるように異常気象の時は、何ら、ためらうものは、ありません。

エアコンの風がイヤなら、吹き出し口に向かって扇風機を回し、空気を循環させましょう。

 

「自動」で、ずっとつけっ放しの方が電気代が安く済みます。絶対31℃以上にしてはいけません。

また、窓の外は、ゴーヤなどの緑のカーテンや薄い半透明のカーテン、葦簀などもあります。

寝室の熱中症が、リビングに次いで多いですから、エアコン使ってぐっすり寝ましょう。

 

次に、外出時の予防を見て行きましょう。最近は、近所のスーパーや公共施設が

涼み処として開放していますから、途中、駆け込んで休みましょう。ペットボトルの

水は必携です。コンビニのトイレも店に断って、多いに利用しましょう。

 

これらは、全部、とても大事です。

汗をかいた分だけこまめに100mlぐらいずつ、水を飲むようにします。

日傘を持てない時は、ゆるくて浅い帽子をかぶりましょう。

 

塗れたタオルで首すじや手の甲を拭くと、涼しく感じます。体の熱が逃げれば良い訳です。

スーパーでもコンビニでも公共施設でも、もっともらしく入ってしまいましょう。

それがムリなら、ちゃちょの東京散歩みたいにゴールに向かって一目散です。

 

外出時は、最後の手段は、自販機に100円入れて一番安い冷たい水のボトルを手の平に

にぎることです。動静脈吻合という効果があります。

 

これは、若い人がグループで運動していた場合の冷やし方です。外で何らかの運動で

ランニング中が、汗をかき、血管も膨張して皮熱が出るのを上回って、熱量が出るので熱中症

になります。タオルを濡らして交互に体に張り付けるだけでも、違います。

 

若い世代は、野球、サッカー、中年はマラソン、高齢者はゴルフ中が熱中症になります。

ごっくん20~3㎖9回で200~250㎖、2~4回/時間飲ませます。脱水なので水に0.1%パラりと一塩。

 

IV, 暑熱順化

 


暑くなる少し前から基礎代謝を上げ、軽く汗をかくのに慣れておくと、夏本番を迎えても、

暑さに強い体温調節機が上手にできる体が作れます。100gの汗の蒸散で、深部体温を1℃下げる

効果があります。体温を上げて、汗をかく習慣は、とても大切です。

 

人間の平熱は36.8℃前後ですから、発汗する37.5℃までの間、暑いと感じず、汗を

かいていることになります暑さに慣れるのは、脳の体温中枢から、体温上がったから

「もっと汗をかきなさい」「もっと血管を広げて血液を回しなさい」と指示を出すことです

 

人は、心臓の下に、ほとんどの血液があり、血流量がちょっとでも不足すると、心臓や

皮膚に血液を回せなくなり、汗もかかなくなるリスクを負っています。深部体温が40℃を

超えると、脳が反応しなくなります。それを増やすのが、今紹介する運動直後の牛乳摂取です。

 

これは、ほとんどの高齢者にもできる「インターバル速歩」です。これは、NPO法人

熟年体育大学リサーチセンターの登録商標です。全力の7割掛けが「ややきつい」です。

背筋を伸ばし25m先を見ます。大股で歩きます。かかとから着地します。腕は大きく振ります。

 

「ややきつく」やれば、だいたい3分が限界です。そしてゆっくり小股3分、と5回繰り返します。

 

外が雨だったり、歩行に困難がある人でも、室内の手すりに捕まって、その場で

足踏みすれば同じ効果が得られます。また、椅子に座って足踏みしてもいいです。

25℃以下でやるといいでしょう。若い人は1週間で済みますが、高齢者は2週間かけます。

 

そのときの目標心拍数は、この算式です。具体的に下の計算を見るとわかります。

 

実際に70歳の人に当てはめると、114拍/分が、目標心拍数です。

カラダ年齢が若い人から見れば、こんなものかと思うゆるい設計です。

早朝の公園歩きを想定して作られましたが、農道でも住宅街でも構いません。

 

コップ一杯の牛乳・乳製品でいいです。運動直後が吸収が一番よく、効果が最大です。

体温調整力がつくのです。特に高齢者のお勧めの運動です。

 

3)として、医療費も20%安くなります。歩き方を変えるだけで10歳若返ります

94歳の裏の家のおじいさんは、毎朝5時半の涼しいうちに、自分流の軽いジョギング早歩きを30分やって、元気に帰って来ます。後継ぎの息子さんを、コロナで亡くしたのに、頑張ってます。

 

午前5時半~6時というと、十分明るく、まだ暑さ指数252~25.9という賢い時間帯に、タダで

運動していらっしゃることになります。早朝ランナー以外、公園にはいないでしょうし。

その気になった人は、ちゃちょの「心と体が整う朝ラン」を参考にしてね!

 

スポーツクラブへ通っている人ならわかりますが、運動前に比べ、運動後の血圧は

驚くほど下がります。ダイエットにもなります(汗だけでなく、体脂肪も燃えます)。

サウナや風呂は、一時的に体重が減っても、汗(水分)が出るだけです。   

★ この夏も、水分をこまめに補給して、乗り切りましょうね!    以上

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さて、新太郎君は、ちゃちょがどこも行かずに、朝からパソコンの前にいて、

早くから自分も出してもらえて、もううれしくて、しかたありません。

ぎりぎりまで譲歩して、手の平のそばまで、カメラの前で来てくれました。

カメラひっこめると、すぐ手の平に入ったり、肩にとまって鳴くのにね。

 

ブログに書き疲れて、ベッドに横になると、すぐ顔の上に乗って来て、大丈夫か

どうか、心配そうにのぞき込んでくるので、「よし、やるか」とつい、起きます。

 

平均年齢7~10歳。今はピークの5歳です。人の動きをよく学習し、落ち着きがでました。

「ちちち、ちゃ~ちょっ!」って、鳴くんだよ。さて、ちゃちょの名前の由来は何でしょう。

つたないブログを、ここまで、読んでいただき、ありがとうございます。お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。暑いので、、日陰でこまめに水分補給、無理せず十分な睡眠をとって、エアコンためらわずに使ってね。みなさまに良いことが必ずありますように。

 

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もう行く散歩の候補がなくなりました。この3年で都内のコースになる場所は踏破ズミです。

暑くて体の芯が疲れました。しばらくゆっくりお休みさせてください。元気でね。じゃ、またね。

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