~ 数多の役者が挑み続ける最も有名な悲恋の物語 ~

フランスの劇作家、デュマ・フィスの最高傑作とも呼ばれる「椿姫」。
この不朽の名作に再び息を吹き込むのは笹部博司氏。女性をこの上なく魅力的に描く脚本、役者と観客を未知の世界に引き込む演出法は、奇才ならでは。
ヒロイン・マルグリットを演じるのは、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」などで注目を集めた金井美樹、アルマン役には舞台を中心に活躍してきた実力派・原嶋元久。「烈車戦隊トッキュウジャー」ではファミリー層からの支持も集めた森高愛、舞台「髑髏城の七人」で脚光を浴びた樹麗、ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」で活躍中の三宅亮輔など、出演陣にはテンカラットに所属する若手個性派が揃う。
また、作品を盛り立てるもののひとつとなる宣伝美術のデザイン原画は、笹部氏と親交の深い女優・深川麻衣が「これからはじまる二人の物語に少しでも触れていただけるようなお手伝いができたら嬉しいです」と作画を担当。
儚くも激しい「椿姫」の世界を、奇才・笹部氏が若手実力派俳優たちとともに創りあげる。


あらすじ ◆
純朴な青年・アルマンは、高級娼婦・マルグリットに出会い強く惹かれていく。娼婦として華やかな世界に身を置きつつも、マルグリットはアルマンの誠実な想いに次第に心を動かされ、やがて二人は強く愛し合うように。パトロンとの関係を断ち切り、贅沢な暮らしを捨てたマルグリットはアルマンとつつましく暮らしていくが、娼婦との身分違いの恋をアルマンの父は反対する。息子のために別れてくれと頼みこまれたマルグリットは、アルマンの将来を思い、身を引く決意をする。アルマンとの暮らしを捨て、再び高級娼婦に戻りパトロンを持ったマルグリット。事の経緯を知らないアルマンは、マルグリットに裏切られたと思い、辛くあたる。一方、享楽的な日々のなかで不摂生を繰り返したマルグリットの体は病魔に蝕まれ続け、余命は長くなかった。死の床でマルグリットがアルマンにあてた手紙は、その死後にアルマンの手へ渡る。受け取った手紙で明かされるすべてに真実の愛が滲む悲恋の物語。


笹部 博司(脚本・演出)◆
脚本家・演出家・演劇プロデューサー。
1977年に演劇・戯曲を専門とする出版社「劇書房」を設立。海外のベストプレイシリーズ、寺山修司戯曲集などを出版する。次第に、自社で出版した作品を制作し上演するようになり、1990年に演劇製作会社「メジャーリーグ」を設立。主な作品に、大竹しのぶ「奇跡の人」、武田真治(初演)・藤原竜也(再演)「身毒丸」、麻美れい「メアリー・ステュアート」、蜷川幸雄演出「グリークス」、白石加代子「百物語」シリーズなど。
新潟市民芸術文化会館の演劇部門芸術監督として、2013年よりリーディング企画“物語の女たちシリーズ“をスタートさせ、十朱幸代「燃えよ剣」、奈良岡朋子「黒い雨」、岸恵子「蝉しぐれ」、松坂慶子「私のエディット」など、すべての上演台本を手掛ける。他にリーディング企画としては、井上芳雄による「夜と霧」で上演台本のほか演出も担う。2016年より”りゅーとぴあプロデュース”による演劇作品創作をスタートさせ、第1弾となる白石加代子主演「エレクトラ」を上演した。2017年10,11月に“物語の女たちシリーズ”の第12弾「大石内蔵助の妻 りく」の上演台本・演出を手掛ける。

【スタッフ】
脚本・演出 笹部博司
舞台監督 川畑信介(obbligato LLC)
照明 中島一(ライズワン)
制作 玉田由香里 矢野平祐
制作プロデューサー 谷渕寿江
企画・制作協力 スタジオ オーデュボン
企画 狩野直人
製作 小林栄太朗
主催 テンカラット


【出演】
金井美樹
原嶋元久
森高愛
樹麗
三宅亮輔



【会場】 
シアターグリーンBASE THEATER
〒171-0022 豊島区南池袋2-20-4
「池袋駅」(JR山の手線・埼京線、東武東上線、西武池袋線、地下鉄丸の内線・有楽町線)JR池袋駅南改札より地下通路(西武デパート側)39番出口…徒歩約2分


【公演日程】
2018年11月15日(木) 19:00~
2018年11月16日(金) 14:00~、19:00~
2018年11月17日(土) 13:00~、18:00~
2018年11月18日(日) 12:00~、17:00~
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前
※アフタートーク予定回有り


【料金】
チケット…6,800円(税込)※全席自由席


【チケット発売】
販売期間:9月22日(土)10:00~11月13日(火)20:00


【カンフェティ公演紹介ページURL】
http://confetti-web.com/tsubakihime

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