昨年末、

昨年中に和解が成立した案件の

依頼者さまから

お歳暮に

お蕎麦をいただきました。


尋問後に

裁判官からの和解打診と

積極的な和解調整が行われた

裁判事案でした。



大変お世話になっている

先輩弁護士から引き継いだ被告事案で

前提事実や経緯を

なかなか理解できず


お忙しい中、

何度も打合せをさせていただいて

詳細と

依頼者さまのお気持ちを確認しました。



自分はお客様としっかり話して

筋を通した仕事をしている。

不満や困ったことがあるなら

相談してくれれば対応したのに

突然弁護士をつけて

裁判という手段をとられたことが

残念でならない。

ここまでされてしまったら

判決できっちり判断してほしい。



お気持ちを伺って、


裁判が日常茶飯事になっている

弁護士の感覚に

気をつけなくてはならないと

思いました。



「裁判を起こされた」ということが

相手に与えるマイナスの影響を

軽視しないようにしよう。


訴訟に至らずに解決できないか、

丁寧に提案と調整をしていこう。


弁護士から連絡をした方が良いのか

ご本人から連絡をした方が良いのか

についても

ケースごとに依頼者さまとしっかりと

調整をしよう。



学びの多い案件でした。



和解金額をもう少し高く検討できないかと

裁判官から提案があった際の言葉に

強い違和感を覚え


経営とは何か

値付けとリスクについて

自分の考えをお伝えして、

和解金額がなし崩し的に

増える流れを止めることができたのは

依頼者さまの

お役に立てたのではないかと

思います。



案件と直接関係のないことも

日々勉強しておかねばと改めて思いました。



年末に

年越し蕎麦として

いただいたお蕎麦を

食べながら、思い出しました。


2024年は

さらにお客様のお役に立てるよう、

頑張ろう!


と思います。