なぜか以前からセルモーターでの始動性が良くないハラPのTW
 
 
 
キックだと1・2発でエンジンが始動するのに、セル始動だと
10秒回してもかからない_| ̄|○
 
 
 
2JLエンジンのころは0.5秒もセルを回せばエンジン掛かったのに(T_T)
 
 
 
今年はTWで北海道に行くので、このへんの問題を潰しておかないと
最悪の場合
 
 
 
北海道にTW置き去り
 
 
 
となってしまうのでちゃんと見ておくことに。
 
 
 
最初に考えたのは2JLエンジンの頃よりセルモーターの回りがやや遅い
ような感じがしたので、バッテリーからセルまでの間でロスが発生しているのではないかと推測
 
 
セルモーターは一度も開けてなかったので
 
 
ならばセルモーターを外して点検してみるべ・・・と作業開始。
 
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セルモーター本体を外したらイキナリ怪しい箇所発見!!
 
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セルモーターへの配線の端子がサビサビです(´ε`;)ウーン…
 
 
端子が下向き&ゴムのブーツをかぶっているので水が入ると抜けないみたい
 
 
 
ウォーターポンププライヤーでムリヤリ錆びたビスを掴んで外す
 
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端子ごとチギれるんじゃないかとヒヤヒヤでした⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
 
 
 
セルモーター単体になったら2本の長~いボルトを外してバラバラに
 
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ブラシ&ブラシホルダは異常なし
 
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このエンジンもおそらくスカチューンでバッテリー外して乗ってたみたい
だからセルの使用頻度が極端に少なかったんでしょうね。
 
 
 
コンミテータもこんなもんでしょ。
 
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ペーパーで表面の汚れを軽く落として終了
 
 
セルモーターはアーマチュアの前後の支持部をグリスアップして復元
 
 
 
錆びた端子は交換したいけど、配線の中まで水が入り込んでいるようなので
今回は端子の錆を落として耐水性のグリスを付けて復元。
 
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あとでセルリレーからセルモーターまでの配線を引きなおす予定
 
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端子のネジ山も怪しかったので一応タップを通しておきます。
 
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無理やりビスをねじ込んで、リカバリーに時間を掛けるより
壊さないよう先手を打つほうが早い
 
 
 
端子のカバーの中にも耐水性のグリスを入れて錆び対策
 
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ビスは再使用できなかったので交換
 
 
ドキドキしながらセル始動を試みるも始動性は改善せず(T_T)
 
 
それならばとプラグにスパークテスタを取り付けて、セルモーターが
回っているときの点火状態を点検してみると・・・
 
 
セルが回りだすと最初の1発めだけ火が飛んで、
その後が全然火が飛ばない・・・
 
 
そしてセルボタンから指を離した瞬間に1発だけ火が飛ぶ・・・
 
 
これは、まだセルに電気取られてるんかいな???
 
 
あと今の状態で出来ることは
 
 
CDIからIGコイルまでの配線の導通とCDIからIGコイルに
ちゃんと電気が行ってるかみるくらいか・・・
(あ、あとクランキング時にCDIに電力が供給されてるか)
 
 
一旦エンジンが掛かってしまえば、エンストやミスファイアはしないので
CDI本体はたぶん大丈夫なハズ
 
 
手はじめにCDIからIGコイルに電気が出てるかテスターで調べてみると
 
 
やっぱりクランキングの最初と最後しか火が出てない_| ̄|○
 
 
CDI本体への電力の供給は大丈夫だったので、CDIからIGコイル間の抵抗を測ってみた・・・約3Ω
 
 
配線をいじっても抵抗は変わらず・・・微妙な抵抗だな~
 
 
もしやウオタニのコイルとCDIが相性が悪いのか??
 
 
面倒だがIGコイルを交換してみるか?
(しかしガレージには2JL用のコイルしかない・・・)
 
 
いったん配線を元に戻して、もういちどCDIからの電気を
調べてみると・・・
 
 
あれ?ちゃんと出てる!!
 
 
クランキング中もバチバチとテスター部分で元気良くスパークしてる・・・
 
 
もしやCDIからIGコイル間の端子で接触不良か??
 
 
なんとなく釈然としないまま症状が引っ込んでしまった_| ̄|○
 
 
とりあえず今回はここまで
 
 
あとでCDIからIGコイル間の配線をバイパスして点検してみよう
 
 
 
作業後にヤマハの部品検索サイトでCDIの価格を調べたら
1.4諭吉くらい・・・買っちまうか??
 
 
今でも悩んでるハラPです。