前回の親御さんが死んだら編。

葬儀に続いて、納骨の話です。


納骨とは?

親御さんの火葬した遺骨の入った骨壺を

お墓に埋葬することです。







お墓、樹木葬、海への散骨など。

色々と方法はあります。


中には分骨といって

火葬した親御さんの遺骨を

2つとか、3つとか…

分けて骨壺に入れてもらう方法も。

これは何ヵ所に分けて埋葬する時

使われるかと。


また、親御さんの死亡診断書。

病院から頂く書類で

ほとんどの場合、

葬儀屋が役所にあなたの代理で

提出してくれます。

コレが無いと何処にも納骨はできません。


先ずは埋葬方法として

親御さんが生前お墓を購入している場合や

先祖代々のお墓がある場合は

菩提寺や墓地へ

問い合わせすればいいだけです。

でも費用は相当かかると

ここは腹をくくって下さい。


お墓無い場合…

結構、コレ悩みどころです。

あなたが、探して…購入する?

価格も高いし…

有名な墓地や

例えば首都圏エリアだと

近場ほど人気もあり、抽選での公募とか?



離れた場所の墓地などは

少しは価格を抑えられるかもしれないけど…

安いとは言え無い価格です。

埋葬あとのお参りは

遠いが故、行かなくなるかと。


近年では永代供養無しの条件で

樹木葬というのもあります。

これについては

親御さんが購入してる場合だと

納骨自体の費用はある程度抑えることも。


もし、これからあなたが

夫婦のお墓として生前に購入するなら、

ひと昔まえにテレビでも、

紹介されてたこともあり

お寺や霊園よりは費用を抑えることも可能かと思います。






そこでお手頃価格として提案するのは

海への散骨があります。

私は親の生前の希望もあり

ネットで検索して利用しました。


海への散骨の立ち会いもできますが、

カラダの調子も悪かった時でしたので、

業者へ代行をお願いしました。






散骨手続きとして、

散骨業者へ問い合わせしてから

親御さんの骨壺をゆうパックで

届けることになります。


先ずは散骨業者へ費用の口座振り込みを。

業者が費用の振り込みの確認後、

届ける手続きにとなります。


因みに遺骨を郵送できるのは

ゆうパックのみだそう。


散骨業者から

自宅へ郵送用の段ボールが届いたら

段ボールに骨壺を入れて返送するだけ。


手続きが簡単な上、費用も

新たなお墓、墓地の購入と比べると

相当抑えられます。

私のケースでは

全ての手続きこみこみで6万位でした。


まぁ、あなた次第ですが

納骨は急ぐ必要はありません。

一周忌や三回忌の頃でも。

また、敢えて納骨せずに、

自宅で保管しても、法的には問題ないです。

ただし、高湿度だと遺骨もカビるので

保管場所には配慮したいところですね。



納骨方法…

色々と紹介しましたが…

選ぶのはあなたを始めとした

残された家族でするしかありません。


ここまで終わると

次は親御さんの財産の相続の話に

なります。


なかなか、

1人の人が亡くなるということは

ホントにあとが大変なことです。


次回は相続の話をしましょう。