お金の話。

今日は銀行の話です。


60、70、80代の親御さんをお持ちのあなた。

この世代の親御さんの殆どは

銀行口座を持っているかと。

それも、複数の銀行で口座を持ってる

ケースも多々あります。


例えば、

親御さんがまだ子育て世代だった頃

給与の振り込み専用の銀行口座、

学校や保育園等の学費の引き落とし口座、

自動車保険等の引き落とし口座、

税金用の引き落とし口座、

お金の積み立てや定期預金用の銀行口座、

クレジットカード等の引き落とし口座、

習い事等の月謝の引き落とし口座…


語れば色々な事例で

銀行口座より引き落としが必須で。

その為に、一つの銀行だけでなく

複数の銀行の口座を利用してるケースも

あると思います。



たまに傷なのは、

そのそれぞれの銀行のATMキャッシュカードの暗証番号が違っていたり、

それぞれの銀行の通帳の印鑑も全て違っていることも多々あります。 




  


私の親もそうでした。

なので、銀行窓口での手続きには

親の持つ印鑑…うちは10個位

全てを銀行窓口に持参して

どの印鑑か?

銀行員さんに調べてもらうことから

始めることも。


この手続きだけで、

相当待たされます。

でも、通帳の印鑑が判明したので よかったですが。

もし、全てが違う場合は

新たに印鑑紛失届を出すことになるから、

余計に、時間と労力がかかります…


また親御さんが

複数の銀行口座を持ってる場合、

年々年月を経ることで、

あまり利用しなくなった銀行口座も

出てきます。


その時怖いことは、

どの銀行も10年以上取り引き(入金、出金、振り込み等)がないと

口座は凍結され、

その預金は全て銀行に没収されると

いうこと。



だから、高齢の親御さんが

まだまだ元気?

一応、銀行へ足を運べて

銀行の書類等への自著での記入が 

可能なうちに、

親御さんのメインバンクに

年金支給、

公共料金、

保険、

株式の配当金、

介護等のヘルパー利用代金、

その他もろもろの入金、引き落とし口座を

一つの銀行にまとめること。


(メインバンクを作る)ことで、

あなたや親御さんが通帳に記帳するだけで

親御さんの銀行口座の

お金の出し入れの状況が

良くみえるようになります。

親御さんのお金の家計管理の状況ですね。


通帳記帳は1ヶ月に一回程度で。

因みに、

通帳記帳、通帳による入金は

それを銀行に持参した誰でも、

つまりあなたでも問題なくできます。



まずは、

親御さんの持つ全ての銀行口座を

見つけること。

その口座の通帳や印鑑、キャッシュカードを

見つけること。


親御さんを銀行に連れていき、

メインバンクに決めた銀行口座以外の

親御さんの持つ全て銀行口座に

1000円程だけ残して

その口座の全額、

普通預金はもちろん、

もし必要なら

定期預金や積み立て預金も解約して

メインバンクにまとめることを

オススメします。


そうしたら、

もし、親御さんが1人でATMに行って

お金を下ろすにしても、

そのメインバンクのキャッシュカードの

暗証番号さえ覚えてもらえば、

安泰ですから。


もちろん、前回の記事でも紹介した

代理人キャッシュカードも

このメインバンクだけ作ればよいわけです。


私の経験則からの提案です。