今日の日経新聞に掲載されていたBOPについて。
BOP
「Base of the Pyramid」または「Bottom of the Pyramid」の略
所得別人口構成のピラミッドの底辺層を指す。
世界人口の約7割に相当する約40億人が、
年間所得3,000ドル未満の収入で生活しており、
その市場規模は5兆ドルに上ると言われる。
BOPビジネスとは、企業が途上国において
BOP層を対象にビジネスを行いながら、
生活改善を達成する取組のことである。
慈善事業ではなく、持続可能性のある本業のビジネスとして
行う点において、CSR活動をさらに発展させたものと言える。
具体的には、ユニリーバは、インドにおいて、
洗剤やシャンプーを少量の小袋に分けて安価で
提供することで(小袋戦略)購買障壁を解消し、
「沢山の人々」×「少しずつ買う」×「毎日使う」=「大量の消費」
という構図で市場を確保し、農村地域での低所得者層に
対する収益事業化に成功した。
備忘録に。