他の人のブログ見ていたんだけど。

 

以下のようなブログがあった。

 

日刊キャラメルコーン

子供が将来苦労しないように、背がすらっと高くて頭のいい子になるように導きたい!

自分自身も仕事や趣味を通じて成長していきたい!

日々の生活で気をつけることを書いています。

https://ameblo.jp/cocoa696

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子供の勉強を見るのって大変ですよね💦

お子さんがいることはそのことに悩まれる人が多いと思います。

本人が自分で自主的にどんどんやるタイプならいいんですが・・・・

子供というものはなかなか自分からは勉強しないので、一年中勉強しているような気持ちになりますよね。

来る日も来る日も迫りくる勉強・・・・😢

勉強って、やっぱり量、範囲が膨大だなと思います。

数学、英語、国語(漢字)社会、理科・・・・それぞれやりきれないぐらいの量です。

この量を全部こなして自分のものにして行ける人のみが勝利する世界・・・!と考えると・・・

高学歴を得るために、人は学生時代から勉強に多大な時間を費やしているわけで・・・・

結局学生時代から働いてるようなもんじゃ・・・😢と思ったりします。

学生時代の時間をほとんど全て費やし、情熱や根性を費やす・・・

その結果の高学歴やいい会社での高い給与だったりするわけです。

人生として正直に割に合うのかどうかは分からないですね。(;^_^A

でも時給を上げるためには、なかなか他の方法もないのは事実です・・・・絶望

唯一無二の才能がある、例えば歌手とかアーティストとかそういった分野で大活躍できるならいいけれど、大多数の人はそうではないですよね。

なのでまずはひとまず学力と学歴をつけて、ある程度収入が保証される業界で働くというのがお金を稼ぐのは手っ取り早い方法ですよね。昇天

あんまり夢のない話でもありますが、特に聞いてた才能がなくても、ある程度は自分の努力で時給を上げることができる、ということは、大事なことだと思います。

あまり夢はないですが将来の選択肢を増やすため、そして自分が好きである趣味や仕事で効率を上げるためと思っています。にっこり

しかし、なかなか漢字が覚えられませんね・・・真顔

ある程度覚えないとなかなか致命的になるので、頑張って覚えてもらうようにしています。

自分が小学校の時は結構覚えられた気がするんですが、今となってはなかなか覚えられないです・・・・

記憶力の差もありますが、昔よりも今のほうが判定が厳しい~!

これほとんど正解じゃない???と思ってもはねているように見えるから不正解とか、なんだかつらくなっちゃいますよね。

苦手な子は特に・・・

毎日大変だなと思いますがいろいろ自分を学ぶところが大きいので勉強を見ていこうと思います。

そして自分のお仕事の勉強もしなければなりません・・・・絶望

自分の仕事の分野も日進月歩で色々なサービスが出てきているし、その勉強もいちいち大変です。

本当に、なかなか大変なんですが頑張ろうと思います爆笑

そのためには健康が必要、と本当に思います。

この間風邪をひいていた時は勉強やお仕事の勉強どころじゃなくて、やっぱり体って資本だなって改めて思いましたから・・・・

感染症も流行っているので、とにかく体調に気をつけてGO!です

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引用終わり

 

 

こんな日記があったんだけど。

世の中の多くの親が、同じようなこと考えている可能性あるけど。

たぶん、子供にとってはこれも・・・苦痛しか被ってない可能性もある。

夢のない話をすると、才能が必要なのは、アーティストや歌手だけでなく。

学歴も全く同じということが言える。

学業成績も50%は遺伝子によって説明されているし、親の教育やしつけは5%しか影響していない。

また本人の血のにじむような努力も10%しか左右していない。

残り35%の環境要因も単一のものではなく、数%しか影響しないような雑多な要因がいくつも絡んでいる。

「自分は漢字は覚えられたけども、子供にはできない。」

「がんばって覚えろ!」

ということみたいだけど、まず、自分と子どもは、前提として遺伝子が異なる。

脳機能のどこにどういった特徴があるかは、前提が、皆、違う。

自分と同じやり方をすれば、誰でも出来るというわけでもない。

例えば、運動能力とかも、かけっこがいつも6位の人が、訓練だけで1位になるのは難しい。

努力さえすれば誰でも公平に報われるようなものなんて、世の中には存在しない・・・。

正規分布で偏差値35以下の人間は約22%、自然界には存在する。

つまり、たまたまの運や偶然によって、5人に1人くらいは、そのくらいの知的能力で生まれてくることがある。

勉強も、もともと努力が結果に結びつきやすい人と、そうでない人が、いる。

同じだけ努力をすれば同じだけ結果が得られるというものはない。

努力が結果に結びつきやすい人は、学校の点稼レース自体が最初からおもしろいだろう、やればやっただけ、他人よりも優越できるということは、それ自体がおもしろくて、もっとやるだろう。

努力が結果に結びつきにくい人は、どれだけやっても競争で優位に立てないから、おもしろくないし、あまりできなくなる・・・・すると成績がもっと下がってもっとつまらなくなる・・・・・それじゃ、親がゴリ押ししたところで、早々、取り組んだりはできなくなる。

努力が結果に結びつきやすい分野がどういう分野であるかも、個人差がある、ピアノがめきめき上達する人もいれば、絵をちょっと習っただけでどんどん上達する人もいるし、努力しなくても野球選手になれて・・・努力したらもっと大きな結果につながったという大貞治のような人もいれば、勉強だけはやればやっただけ結果に結びついて東大に行く人もいる。

でも、もとからある個人差は十分考慮した方がいいかもしれない。

国立大学卒の医師が、子供を無理やり医師にしようとしても、場合によってはいくらお金で教育環境をお膳立てしても、2世医師になるのに、いちばん偏差値の低い私大医学部に入るのに4浪とかする人がいる・・・・・これを金持ちのボンボンのドラ息子というような捉え方で見ている限りにおいては、自分が子育てしても、子供をむしろ不必要に不幸にする場合も多々あるかもしれない。

知的能力に対する遺伝子の影響に関してはある程度、行動遺伝学分野でエビデンスで定量評価されているところがあるけれども、人間の知能に関連する遺伝子群をスコア化したポリジェニックスコアというので検討すると、スコア上位25%と下位25%で、遺伝子の違いだけで、努力や環境の影響を全く無視して比較しても、大学進学率に4倍もの開きがあったというアメリカでの研究報告があった。

個人の学業成績に対する教育の影響はかなり軽微であることも、最近は分かってきている。

まぁ・・・・記憶力にも個人差はあるけど、漢字の読み書きと四則計算は、ある程度、現代社会において個人が子供時代に得ておきたい能力ではあるけれども・・・・・モノを覚えにくいという子供に、「がんばり」だけを求めると、教育虐待にもなりかねないし、では、「どのようにすれば、より確かな記憶に転換できるのか」その「学び」や「訓練の方法」この辺に関しても、もし取り組むのであれば、親子で一緒に探していくのもひとつの方向かもしれない。

あれだよねぇ・・・・・まだいろいろな研究が行われていなかった20世紀の頃の親なんかは、子供がたまたま偶然、立派な学歴や立派な会社に入ったら、「自分の子育ての功績」みたいなことになっていたし、子供が誰でも入れる大学で誰でもできる仕事についたら、「子供自身の自助努力不足による自己責任で、ドラ息子が悪い」なんて人権侵害になるようなこと平気で言ってた節があるけど、まぁ、昔はまだ人間の能力に関して世の中でもはっきりエビデンスで説明できないことも多かったから、ある意味仕方ないところもあったかもしれないけど、今現在そういう親なのであれば、親自身の不勉強による教養不足が指摘されてもおかしくないかもしれない。

高い時給で働いている人は、本人が勉強した結果だとか、本人の努力の結果だというのも、恐らく事実を正しく認識できていない気がする・・・・・・9割くらいはたまたまの運や偶然なのではないだろうか。

で、高い給料を得れば人間は幸せなはずなのかどうか・・・・・そこもかなり多くの人間が錯覚しているけど、一通り生活が成立さえしていれば、人間の幸福感はそれ以上はいくら稼いでもそんなに大きくは変化しない。安心-不安の基軸で考えれば、極端な低所得者と極端な高所得者の間に10~20%くらいの安心感の差が出ることはあるようだけど、高い給料を得るために多大な労力を支払ってがんばっても、本人の精神的効果はそれほど大きくない。

子どものために親がしてやれることの中で、確かな効果があるようなものというと、生存範囲の衣食住の提供や静かで落ち着いた家庭環境とか、テキトーなコミュニケーションとか・・・・そのくらいは、ある程度の効果があるかもしれないけど、それ以上のことに関してはどれだけ親が口出ししてコントロールしようとしても、殆ど実効性なんてないんじゃないかって気がする。まぁ、たまたまの偶然で時々、親の期待に応えることができるような子どもも、いることはいるけど。