率直な感想は、
やっぱり早く受けたかった！！
音大卒業後から、楽器店でピアノ講師としてたくさんの生徒に導入期を教えてきましたが、その度に、最初から脱力奏法を身につけられていたら、もっとピアノを弾くことが楽しくなるのにな〜と思っており、そもそも指がしっかりしていないのに最初の段階でどうやったら脱力奏法を習得できるのかと疑問でした。
その時に調べて辿り着いたのが、ロシア奏法。
ロシアンメソッドは、まず最初にリトミックやソルフェージュで読譜力を鍛え、脱力奏法を学びながら、次に実際に楽譜を読みながら弾くということを始めていくという流れ。
このことにより、1音1音に愛情を込めて、歌いながら音楽的に弾くことができる。
ロシアからたくさんの名ピアニストが生まれているのは、このメソッドがしっかり確立されているから。
私自身、脱力奏法は大学に入ってからいろいろな先生からのご意見を参考に試行錯誤して、やっとできるようになった感じなので、もっと小さい頃からできていたら、もっと楽に楽しく弾けていたんだろうな〜と心底思っていました。
ということもあり、私が教える子達にはぜひ導入期から少しでも後に楽に弾けるようになってもらいたいと常々思っており、今の私にできる指導をしながらも、今回の機会を伺っていました。
ピアノから音を引き出す置くタッチ
身体の使い方
拍子感
指先での音色の変化
詩からのイメージ
などなど、
わかっているようでも、まだまだ新しい発見もたくさんあり、今後の指導や、自分の演奏にもまた刺激をもらいました！
次に気になっているのはフォルマシオンミュジカル！(フランスのソルフェージュ)
また良い機会に恵まれますように。