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「輝く50代」爆進中!?

4/29に55歳の誕生日を迎えました。

 

いつも年齢を書くのですが、

同級生から「私の年齢もバレるから止めろ」

と言われることが増え、それもそうなのですが、

私の人生の夢が『輝く50代』なので、やはり公表します。

 

1992年、私が新人アナウンサーとして入社したのは、

名古屋のCBC。

 

その新人研修初日、

担当教官だった多田しげおさんという

20歳上のアナウンサーの先達に、

 

「アナウンサーになりたくてアナウンサーになったヤツはいらん!」

 

といきなり強烈パンチを浴びせられました。

 

どゆこと?

世はアナウンサーブームでフジテレビには

1万通の応募が殺到と言われるほどの時代です。

 

私だってアナウンススクールに通って必死で勉強したのに・・・。

 

多田アナの真意は、

 

「アナウンサーになりたくてなったヤツはもう22歳で夢が叶った。

そこが人生のピークになり、

後は目的もなく肩書きにしがみつき下降するだけ。

そういうヤツは使いものにならん。

 

本当に活躍するヤツは、『人生の夢』があり、

それを叶える方法を考えた時、

アナウンサーの仕事を通してやることが最適だったから

という考え方のヤツだ」

 

なるほど。

深く納得しました。

 

そしてこう続けたのです。

 

「人生80年として、

50歳を社会的、経済的、健康的に総合的なピークとして考えると

ちょうど良いだろう。

 

お前ら、50歳になった時に、

どんな自分でいたいか?

どんなことを成し遂げていたいか?

今から約28年かけてそうなる為に必要なことをやるんだ」

 

衝撃的でした。

 

そして、その時の私の答えは、

 

・長く働きたい

・自立していたい

・自分の経験を困っている人に教えて救いたい

・人に囲まれていたい

 

今、50代のど真ん中で、この夢が全て叶いました。

 

アナウンサーとして33年目、

現役でありながら自分のアナウンススクールを立ち上げ、

学生を育てたり、後輩の悩みを聞いたり。

アナウンサーだけではなく企業や一般の方にも

話し方やコミュニケーションの研修をしたり。

たくさんの人が集まってきてくれます。

 

決して大きな成功ではないかもしれませんが、

しみじみ、幸せだなと感じます。

 

あの時の多田アナの問いかけが

いつも自分の心の支えとなっていたおかげです。

 

そして、今年の誕生日の夜は、

恒例の「女子アナワークショップ8周年」と

私の誕生日をお祝いしてくれる

アナウンサーの教え子たちが集まってくれました。

 

 

みんなにもどんな50歳になりたいかを考えてもらって、

その夢を叶えるためにどんなことが必要か、

人生の先輩としてアドバイスなどさせてもらって、

ほろ酔いながら語る素敵な思い出となりました。

みなさん、ありがとう!まだまだよろしくね。

 

 

私が着ていたTシャツのメッセージがなんか気分にピッタリ!

 

”THE TIME IS ALWAYS RIGHT TO DO”

 



皆様、今後ともどうぞゴヒイキニ。