25カ国の太陽を浴びて育った教え子アナウンサーの笑顔 | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

25カ国の太陽を浴びて育った教え子アナウンサーの笑顔

アナウンサーの教え子ちゃんの結婚披露宴。

 

 

帰国子女のM子ちゃん。

 

英語がネイティブなので、

アナウンサー受験当時は

日本語がおぼつかないところがハンデ。

 

授業で歴史の話をしていたところ・・・、

 

「人類の歴史って、争いの歴史よね。

戦争や紛争、侵略、『征服』・・・」

 

「先生、それ、どんな『デザイン』なんですか?」

 

あ、やっぱりA子ちゃん

『征服』と『制服』を間違えてた(笑)

 

 

でも、次に会うと、

 

「先生〜、大丈夫!
電子辞書と漫画『日本の歴史』買いましたぁ!」

 

と明るくハグしてくる。

いつも真っ直ぐ顔を上げて諦めない子でした。

 

アナウンサー試験では

「自分にキャッチコピーをつけてください」

がよく出ます。

 

彼女が考えたのは、

 

25カ国の太陽を浴びて育った笑顔です!

 

本当にいつも眩しいほどの笑顔でした。

 


いつも前向きで、

アナウンススクールで開催された連続コースの

1期生にもなってくれました。

 

そこで自己PRが苦手な男子生徒の代わりに
A子ちゃん話してもらったことがきっかけで
後にNHKEテレで特集される【他己PR】が誕生しました。
 
私の方こそ、
何度も彼女の強さと明るさに励まされましたよ。
 

頑張り抜いた彼女は、

得意の英語を生かせるNHKの東北の局に見事内定。

 

式には職場のアナウンサー仲間達が参列されました。

 

今やクイズ番組で大活躍の天明麻衣子さんや

遠藤育美さん、

 

 

そして、司会はNHKエグゼクティブアナウンサーの

畠山智之さん!

 

image

 

「NHKの取材力を駆使して・・・」

 

と、新郎新婦の人柄や馴れ初めを

数々の証言をもとに解き明かしていく司会振りは圧巻でした!

 

また、帝国ホテルのお料理も美味しく、

こちらは1975年に英国エリザベス女王が来日されたときに

午餐会で食され、名前を冠することを許したという

伝説のメニュー

「車海老と舌鮃のグラタン”エリザベス女王”風」

 

 

「レーンヌ・エリザベス」として、

47年も親しまれてきているメニューだそうです。

 

ホワイトソースにチーズではなく、
卵黄と上澄みのバターを合わせたオランデーズソースが

オムライスでも食べているかのような

ふんわり香ばしい食感でしたよ。

 

アナウンサーという仕事は

誰かの人生の節目に立ち会うことばかりなのですが、

こうして教え子の人生の最も大事な瞬間を

共に過ごさせていただけるというのは、

格別の喜びですね。

 

M子ちゃんご結婚おめでとう。

これからも笑顔を大事に末長くお幸せにね。