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地下鉄サリン事件から27年

 

地下鉄サリン事件から27年

 

1995年3月20日に起きた日本を揺るがす大事件。

 

地下鉄3路線の車両に猛毒のサリンが撒かれ、

13人が死亡、6,000人以上が負傷した。

命は取り留めたものの、

長い期間後遺症に苦しめられた人も多いという。

 

オウム真理教による国家転覆を狙った犯行でした。

 

教祖の麻原彰晃、幹部、一連の事件の関係者ら13人は
2018年7月、死刑執行されました。

 

後継団体「アレフ」に

約10億円の賠償金を支払うよう命じた判決が

2020年11月に確定したにもかかわらず、

支払いが一切されていないとのことで、

被害者に苦悩は続いています。

千代田線霞ヶ関駅では、

2名の駅員が亡くなられました。

 

千代田線車両の床に置かれた撤去し、

直後に倒れたのだそうです。

 

 

事件の翌年から、

構内には有志による「鎮魂プレート」が掲げられています。

 

 

”的確な判断により 

多くの乗客の命を守り殉職した”

 

と刻まれています。

 

今は静かにこの構内を見守ってくださっているような気がします。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

27年という月日が経ち、

マスコミでもこの事件を全く知らない若い人が

増えてきました。

 

被害者救済が不十分なまま風化させてはなりません。

語り継いでいかねばという思いで、

2017年には女子アナワークショップで勉強会を行いました。

 

 

テロや戦争のニュースを伝えるのは

胸が苦しいものです。

 

誰もが安心して暮らせる世の中を作る方法があるとしたら、

関心を持って考えることだと思います。

忘れずに考え続けることではないでしょうか。