日本野鳥の会ランチコンサート「空」
1/31日本野鳥の会恒例のランチコンサートの司会を
務めさせていただきました。
俳優の柳生博名誉会長が2012年に始めた恒例のコンサートで、
今年で8年目。
国の天然記念物で
絶滅のおそれが最も高い絶滅危惧ⅠA類に指定されている
シマフクロウの保護活動について報告がされました。
シマフクロウは、全長70㎝、翼を広げると約180cmの
世界最大級のフクロウなんです。
会場には実際に取り付けられたシマフクロウのための巣が
展示されていましたが、とにかくデカイ!
重さ15キロもあるのに、
職員が背負って樹の枝に取り付けるそうです。
森でくつろぐシマフクロウの貴著な映像がこちらから見られます。
その大きさ、賢そうな顔つきにきっとびっくりしますよ。
ちょっと怖かった(笑)
(日本野鳥の会撮影)
https://www.youtube.com/watch?v=ovy1w_78ue0#action=share
さて、このランチコンサートは、
毎回自然と鳥、人の在り方を言葉や音楽で表現するのですが、
今回のテーマは「空」。
北海道の自然や宇宙、心象などを言葉と音楽で織りなす
独特の音楽空間が繰り広げられました。
日本野鳥の会の安藤康弘さんの難解な詩文・朗読に、
作曲・演奏は、ヴォイスや民族楽器などを駆使するパーカッショニストの
盾 直己さん。
とにかくテーマが深淵で、
自分が鳥になって空高く飛翔したり、
一粒の露となって自然を廻ったり、
この世に起こる様々な現象と心の関係など、
音を聞いているうちに自分の意識が伸びたり縮んだり
形を変えて溢れていくような不思議な感覚を味わえ、クセになります。
スタッフの皆さんには
「元日にテレビ朝日の初日の出中継見たよ!」
と言っていただき、嬉しかったです。
水鳥が池で暴れまわっていたのですが、
「いや〜、電話して鳥の名前を教えてあげたかったよ」
と、Wダイヤモンド富士よりも鳥に注目してくださったという
野鳥の会ならではの感想をいただきました(笑)