脱出不可能のアルカトラズ刑務所に潜入! | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

脱出不可能のアルカトラズ刑務所に潜入!

オーランドから帰国するにはサンフランシスコで飛行機乗り換え。せっかくなので観光しましたよ。

 


 
とにかく街並みが素敵!

 

 

煉瓦造りの建物、高い椰子の木、縦横無尽に走るケーブルカー、

どこを見ても絵葉書のような光景です。
 
海辺の人気エリア「フィッシャーマンズワーフ」にある「ピア39」で

アシカの大群を見たいとお散歩。

 

 

「オウオウオウ」と雄叫びのような激しい鳴き声が聞こえ、

巨体を揺らすアシカ達!

 

 

え?ちょ、怖っ。

正直、可愛くなかった。毛の生えていない生き物は苦手。
 
(それにしても、勉強疲れで顔がパンパンにむくんで恥ずかしい・・・)
 
翌日はお天気も良くサンフランシスコ名物ケーブルカーでお出かけ。
風が気持ち良い〜。

 

 

みんなで交代でポールに捕まるのも楽しかった〜。

 


 
しかし、赤い鉄橋が美しいゴールデンゲートブリッジは霧で見られませんでした。

この季節はほとんどこんな感じだそう・・・(泣)

 


 
そして今回のサンフランシスコ観光の目玉は、「アルカトラズ刑務所」っ!!
 
数々の映画の舞台にもなった海に浮かぶ脱出不可能な絶海の孤島にそびえ立つ監獄です。

あのアル・カポネも収容されたことでも有名ですね。
 
今では人気観光地。

フェリーで渡って、

かつて凶悪犯を収容した牢獄を見て回ることができます。

 


 

アルカトラズ島上陸!

 


 

この島には囚人だけではなく職員やその家族も住んでいたそうです。

 

こちらは監視塔。
島の周囲には電流の流れる鉄条網が張り巡らされていたそうです。

 

灯台は今も現役。

 

 

レンガ作りの建物には苔が冷んやりしていて、

サンフランシスコの喧騒を沈めてくれます。

 

 

イヤホンガイドが日本語にも対応していて、これがまた面白い!

 


解説とラジオドラマが入り組んでいて、

囚人たちの生活ぶり、脱出を企てた脱獄者との死闘、

10年経って面会に来た美女の正体は・・・!?など、

かつての囚人や職員のインタビューを交えながら、

ものすごい臨場感のストーリー仕立て。

手に汗握りながら、2回も聴いちゃいました。
 
凶悪犯ばかりだから基本的に独房なのね。

相部屋はありませんでした。

 

囚人リストにはかの有名なアル・カポネの名前も!

 


 

狭い監房。
トイレには目隠しもありません。

 

 

座れる。

 

 

絵を描いたり楽器を演奏する自由はあったらしく、

意外と人間らしい暮らしぶり。

 


懲罰房はドアを閉めると窓もないため陽の光も入らず本当に闇・・・。

囚人達は本当に恐れてたそうです。

 


 
食堂の天井には催涙ガス噴射装置もあります。

200人もの凶悪犯がフォークを凶器に

いつ暴動を起こすかわからないからとか。

 

image
 
でも、「大人しく死ぬのを待つのは嫌だ」と、

脱獄を企てる者が現れます。

 

鉄格子を少しずつ曲げて頭が通るようにする強者。

ほら!頭が通ります!

 

 

通気口を少しずつ掘り崩し、

ベッドには紙人形をダミーに置いて脱走計画を立てた者

(いまだ発見されていないらしい)。

 

 

当局は「脱獄犯は溺死した」と発表しましたが、

遺体は見つかっていません。

もしかしたら脱獄成功…!?


この事件はクリント・イーストウッド主演の映画

「アルカトラズからの脱出」で!
 
そんなアルカトラズも、

人権意識の高まりや施設維持の困難などから閉鎖。

囚人達は解放されたり他の刑務所に移されたそうです。

 

 

今も要塞の姿を残し哀愁漂うアルカトラズ刑務所。

 

 

また行きたい、いや住みたいくらいでした(笑)