「インナーチャイルドセラピスト」の資格を取得しました | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

「インナーチャイルドセラピスト」の資格を取得しました

心理カウンセラーの資格がまた一つ加わりました。

 

「インナーチャイルドセラピスト」です。

 

憧れの嶽村弘子トレーナーと。

 

嶽村トレーナーは豊富な経験談と

強烈な目力で生徒を引きつけて離しません。

 

 

私の取得した心理学の資格は、

 

米国NLP™協会認定NLPプラクティショナー

米国NLP™協会認定NLPマスタープラクティショナー

米国NLP™協会認定NLPビジネスマスタープラクティショナー

TA(交流分析)カウンセラー

 

今回インナーチャイルドセラピーが加わり、5個になりました。

 

 

 

『インナーチャイルドセラピスト』ってなに?

 

「何が原因かはわからないけど、

 いつも自分を責めてしまう

 人間関係がうまくいかない

 常に不安がつきまとう・・・」

など生き辛さを感じている人は

もしかしたら『インナーチャイルド』が原因かもしれません。

 

『インナーチャイルド』は心理学用語で、

「内なる子ども」と呼ばれています。

 

「自分の子ども時代の抑圧された気持ち、心、本当の感情」

というとイメージしやすいでしょうか。

 

幼い頃、親や周りの大人たちから心に傷を受けると、

「これ以上傷つかないために」

「身を守るために」

子供ながら自ら本心に蓋をして生きようとするのだそうです。

 

その抑圧されたままの子供(の思い)が『インナーチャイルド』。

 

子ども時代の思いが癒されないまま成長すると、

「内なる子供」が

トラウマやコンプレックスの原因となり、

人間関係や人生において

マイナスとなる思考・行動パターンを

気づかないうちに生み出していることがあります。

 

子どもの頃に受けたトラウマの影響を

成人しても感じ続けている人を『アダルトチルドレン』と

呼んだりしますね。


すんごく簡単に言うと、

「三つ子の魂百まで」ってことですねぇ。

昔の人はよく言ったモンだ。

 

 

このインナーチャイルドを癒すことができるのは自分自身。

 

ですが、多くの人はが自分の内にインナーチャイルドがあることに

気づきません。

 

「どうして自分はいつもダメなんだろう・・・」

と悩めるクライアントに気づきを与えるセラピーが

インナーチャイルドセラピーです。

 

 

なぜこの資格を取ろうと思ったかと言うと、

その理由の一つが、

これまでアナウンサーを目指す就活生を

10年ほど指導してきたことにあります。

 

「声が小さい」

「滑舌が悪い」

「話のオチの付け方がわからない」

こんな悩みを持つ若者がたくさんいました。

 

彼らはみなアナウンス技術が足りないのだと考えて

必死にスキルアップに励みます。

 

喉から血が出るほど大きな声で発声練習したり、

聞き取れないほどの無意味な早口言葉を練習したり、

聞き手の好みに合わせたオチを探りながら話してみたり。

 

どれも間違い。

 

でも、こういう悩みを持つ子は後を絶たないのですね。

 

すぐにそういう子たちに共通するものに気づきました。

 

それは、「そもそも言いたいことが別に無い」こと。

 

 

「アナウンサーになりたい!」

という気持ちは本気かもしれません。

 

「じゃあ、アナウンサーになって言いたいことは?」

と聞くと、

「特に無い」のです。

 

こういう子が運良く試験に合格しても、

2、3年で挫折してアナウンサーを辞めてしまったりします。

壁を乗り越えられないのです。

そんなケースをたくさん見てきました。

 

一回の失敗で

「やはり自分はダメなんだ」

とすべてを否定して諦めてしまうのですね。

 

失敗を繰り返しても困難に立ち向かい続けるには、

「乗り越えてやりたいこと」が必要です。

希望や志を持つことが底力になります。

 

「この失敗は夢を叶える途中経過なだけ。

私にはこれを乗り越えてやりたいことがある」

と根気強く取り組めるからです。

 

そして、希望や志の延長線上に

「言いたいこと」が見つかります。

 

「言いたいこと」があれば、勝手に

声なんか大きくなるし、

はっきり喋ろうと滑舌も良くなるし、

言いたいことがズバリ話のオチに繋がるのです。

 

だから私が指導するときは

必ず志を持つことをスタートにしています。

しつこく言います。相当。

 

その時に、内面に問題を抱えている子は苦しみます。

「自分の意見なんてない」

「やりたいことがわからない」と。

 

ここをくぐるには、

丁寧にカウンセリングをして生い立ちを遡り

「なぜ自分はこうなのか」を紐解いていくことが

とても大きな効果を生みました。

 

一度きちんとそれを昇華させないと、

希望とか志にたどり着けないのです。

 

「自分なんか」と自己肯定感が低く

罪悪感すら持ってる子もいます。

 

本人はアナウンサーになれたら変われると思ってるのですが、

逆です。

変わらないとなれないのです。

 

自分が抑え込んでいたものに向き合い昇華出来ると、

マイナスとなる思考・行動パターンもが消え、

本人も気づいていない魅力が開花し、

希望や志を見つけることができるのです。

 

当時は知らずにやっていましたが、

「インナーチャイルドセラピー」の世界だったのです。

 

もっと専門的に心理学の知識を得て生徒を導いてあげたい、

というのが心理学を学ぼうと思った理由の一つです。

 

 

クライアントの過去・現在・未来に

寄り添ったり導いてあげられたり出来るよう

ますます励みたいと思います。