宇多田ヒカルLIVE!!20年分の涙が溢れました | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

宇多田ヒカルLIVE!!20年分の涙が溢れました

なんと、20年ファンだった宇多田ヒカルさんのLIVEに

行って来ました!

 

さいたまスーパーアリーナ!

 

 

さすが広いぞ。

 

私の席からは表情が見えないけど、

でも、同じ空間にいて、

生であの歌声が聴けたらそれだけで幸せ。

 

 

本番開始が近づいているというのに、BGMも何もない。

 

場内アナウンスでは、

本番中の撮影はOKだと言ってる!

 

ほんとに??

あの宇多田ヒカルをスマホで撮って良いの?

 

客席も半信半疑な様子で、

お行儀よくシーンとその瞬間を待っている。

 

だんだん、

「宇多田ヒカルって本当にこの世にいるの?」

・・・って思いながら呼吸が苦しくなるほど待った。

 

そして、黒いドレスを着た彼女が登場!

 

一息吸って・・・、

 

♪あなたのいない世界じゃ

 どんな願いも叶わないから

 燃え盛る業火の谷間が待ってようと

 守りたいのはあなた

 

 

 

オープニングは、最新アルバム「初恋」から

「あなた」でした。

 

歌声が聞こえた瞬間に、

涙がボロボロ溢れ出てきて止まらなくなってしまった。

 

何度も聞いたメロディー、口ずさんだ歌詞。

 

あの独特のビブラートが私の耳から全身を駆け巡り

心が揺さぶられる。

 

以前TVのインタビュー番組で、

「両親の影響でいつもスタジオに行ってたから、

歌を作るのは自分にとって自然なこと」

 

と言いながら、単に自己表現ではなく、

 

「私の歌はヘッドフォンとかで聞いてくれてる一人一人を

想って作ってる」

 

と語っていました。

 

嬉しいのはその言葉通り、

CDで聞いていた通りに歌ってくれてること。

 

LIVEだからと変にアレンジせず、

ずっと耳が慣れ親しんだあの歌い方をしてくれてる。

そう、あの歌が聞きたいの。

 

客席では彼女の息遣いを漏らさず聞こうと

みんな集中してる。

 

なんだこのすごい空間!

ものすごい贅沢!

 

 

「道」(アルバム「Fantôme」より)


 

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2時間20分ものLIVEで、

怒涛のようにこの20年のヒット曲のほとんどを歌ってくれました。

 

「道」

「traveling」

「Prisoner of Love」

「光」

「花束を君に」・・・

 

そして、

「First Love」からの「初恋」。

 

私自身の20年間が曲とともによみがえってきて、

特に苦しかった時に聞いていた曲は、

今回生で歌を聴けたことで優しく包まれて

ようやく昇華された思いになれました。

 

 

歌で人を癒すなんて神々しくさえ思えましたが、

トークは相変わらずのヒッキー節(笑)

 

「えっとえっと何言おうと思ったんだっけ。

そーそー昨日LIVEで言ったこと間違えちゃって・・・」

 

とデビュー当時と変わらない(笑)

 

一度テニスの大坂なおみ選手と対談して欲しい。

絶対面白そう。

 

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時折シャイな笑顔を見せ、

「今までいろいろLIVEやったけど、今が一番楽しめてる」

とマイクをぎゅっと握りしめ自分の気持ちを告白する。

 

8年ぶりのLIVE、

彼女の復活を待ち望んでいた私たち以上に、

万感の思いでこのステージに立っているんだろうなと

伝わってきて、ほんとにほんとにこの日を迎えられて

よかったとしみじみ思いました。

 

アンコールを待つ間、

誰からともなくスマホの照明をかざして、

客席が銀河のように。

 

 

アンコールは待ちに待った「Automatic」!

 

鮮烈なデビューが思い出されます。

 

 

ああ、あと20年頑張れそう。

 

おみやげもGET。

Tシャツと帽子とマグカップ。

 

 

 

余韻に浸ってます。