「ハムレット」観劇。 | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

「ハムレット」観劇。

「ハムレット」観劇。

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シェイクスピアの戯曲を「レ・ミゼラブル」で知られる
ジョン・ケアード氏が演出。

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ハムレット役は内野聖陽さん!

共演は、貫地谷しほりさん、國村隼さん、
浅野ゆう子さん、北村有起哉さん、そして村井國夫さん!

みなさん舞台、映画、テレビで活躍される実力派!

3時間を超える圧倒的なセリフのシャワーを浴びて、
観る方もなかなか体力が入ります(笑)

セリフもだいぶ現代的に訳されて、
特にハムレットの皮肉の度合いが強まって感じます。
 
例えば、ハムレットの父(王)を殺して未亡人となった母(王妃)と結婚して
王座を手に入れた弟(ハムレットの叔父にあたる)に対する
ハムレットのセリフはこんな感じ。

「血の繋がりは濃くなったが、
心の繋がりは薄まった」から、

「近親感は強まったけど、
親近感は弱まった」へ。

デンマークを舞台とした物語ではありますが、
今回は和風なセットと衣裳。

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そして、舞台の上手に出番を待つ役者が、

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下手になって客席の一部が設置。

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あんな席に座ったら、役者さんの息遣いまで聞こえそうだけど、
緊張感でたまらないだろうなと思ったら、
私はフツーに1階の正面の席でした。
ほっ。

それにしても、
どの時代もどの民族も、親が子を思ったり、
人を疑ったり、信じたり、憎んだりする心というのは
普遍なんだなとつくづく感じました。

ちなみにシェイクスピアで好きなのは、
「ロミオとジュリエット」と「マクベス」です。

でも、観るのに体力いるんですよね〜。