「マリー・アントワネット展」にうっとり。
「ベルサイユのばら」ファンにとって、
ある意味聖地巡礼の「マリー・アントワネット展」に行って来ました!
「ベルばら」世代の大学時代の同期の仲間と5人でワイワイ観覧。
私は浮かれ過ぎて、
チケット売り場でうっかり
「ベルサイユのばら展、大人1枚」
とドヤ顔で言ってしまい、
「は?」と聞き返されてしまいました(汗)
ヴェルサイユ宮殿監修だけあって、
マリー・アントワネットにまつわるすべてが集まったのではないかと思えるほどの豪華な出品。
アントワネットの37年の波乱の一生を
順に追体験できるような展示でした。
私たちは何を観ても、
「あ、これ、天然痘で死んじゃったルイ15世。」
「ドレスの胸元に小さなリボンがたくさん並んでるの、漫画にも有ったよね」
「シャルルはアントワネットと離別して、
革命派の小市民として育てられたんだよね?」など、
「ベルサイユのばら」のシーンに結びつけていました。
こちらは撮影OKのアントワネットのプライベートな部屋の再現。
明るく爽やかなグリーンがとても素敵。
アントワネットはこの部屋で好きな調度品に囲まれて
彼女を縛るすべてからつかの間逃れていたことでしょう。
そして、見どころは、
アントワネットが革命後に恋人フェルゼン伯爵に当てた手紙。
実は墨塗りされていたところが、
今年2016年に解読されたのです。
隠されていたのは、熱烈な愛の言葉でした。
「あなたを狂おしいほど愛しています。
一瞬たりともあなたを敬愛することをやめられません」
うーん…、ジュテーム
そして、有名なアントワネットを巻き込んだ「首飾り事件」の
首飾りのレプリカ。
因みにこの詐欺事件で、
首飾りはアントワネットの手には渡らず騙し取られ、
すぐにバラバラにされイギリスで売りさばかれたので、
現物は残っていないのです。
こちらがそのデザイン画。
なんと550個のダイヤが使われているそうですが、
どんな風に首に掛けるのかずっと不思議だったのです。
今回それも人形に掛けての展示だったので、
長年の謎が解けました!
感動。
あー、もう「ベルばら」100回くらい読んだけど、
また読み返そうっと。
そして、同じ時代を共有した仲間って良いもんだな。