ニュースの9割は世界史の教科書で理解できる! | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

ニュースの9割は世界史の教科書で理解できる!

私は相変わらず漫画ばっかり読んでいますが、
特に大好物は歴史が関係した漫画です。
(池田理代子先生、里中満智子先生には最大級のリスペクト)

漫画に描かれたことは
信じて疑わない少女時代を過ごしてしまったので、
「ベルばら」のオスカルが実在しないということは
二十歳を過ぎてから知りましたあせる

いや、もう漫画を疑うのは不敬罪くらいに思ってましたから…

そのショックから
必ず「史実はどうかな?」と調べるようになったのですが
(遅い!むかっ)、
世の中に実際に起きたことと、
漫画家先生の豊かな想像力との比較が
より味わいを深くしてくれます。

最近こうして学び直すことが増え、
「大事な歴史はみんな中学、高校で習ったてたな」
と思い知らされます。

特に世界史。

現代に起きている問題は、
根っこを辿ると必ず世界史にぶち当たります。

この歴史の縦軸と横軸を繋げる名人といえば、
池上彰さんですよね。

著書はたくさん読みましたが、
最近刊行されたのはこちら。

「世界史で読み解く現代ニュース」
(ポプラ新書)

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共著者の増田ユリヤさんは、
27年あまり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、
日本と世界の教育問題現場を取材されている方だとのこと。

そのお二人の出版記念トークショーに行って来ました!

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本の中身から、

「イスラム国を知るためのキーワードは、『オスマン帝国』」

「中国の野望の原点は、知られざる明の永楽帝の大航海時代」

という、なかなか日本には馴染みのない二つのテーマを取り上げられました。

穏やかながらポイントを確実に突いてくる語り口はTV同様です。

なぜイスラム国がそこにこだわるの!?
なぜ中国がそれにこだわるの!?

という疑問が、中高生の時に習った世界史のキーワードで解けました!!


そして、池上節も炸裂爆弾

「これまで『世界史』というと、
ヨーロッパやキリスト教文化が中心のものを学んでいましたが、
アジアやアフリカだって人の営みがあったのです。
これからは世界史に向ける見方を
変えてみる必要があるのかもしれませんね」



さて、終わったらサイン会。

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ミーハーにも並んじゃいました。

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またこれで勉強頑張れそうです。