26年ぶりの市村正親ファントム!
本日は、日生劇場にて、「ラブ・ネバー・ダイ」を観劇。
大好きなミュージカル「オペラ座の怪人」の続編で、
あのパリ・オペラ座事件から10年、
ファントムはアメリカで生きていた!
というファンにはたまらないストーリー。
ラウル子爵役の田代万里生さん。
指揮者の夫がステージでご一緒させていただいているご縁で、
楽屋にご挨拶させていただきました。
このラウル、前作では爽やかな正義漢だったのに、
クリスティーヌと結婚後、
真面目な性格ゆえに悩み酒に溺れ荒んでしまっていました。
普段の万里生さんのイメージとかけ離れていますが、
思いの外ハマり役だと思いました(!)
ぜひみなさんに観ていただきたいですが、
もうチケット完売だそうです。
ついでに私のコレクションの一部も引っ張り出してみましょう。
1988年の劇団四季初演で市村正親版「オペラ座の怪人」を観て以来、
ずっと好きな作品でコツコツ集めました。
(25周年記念ロンドン公演の主演ラミン・カリムルーが素晴らしく、
なぜDVDではなくブルーレイで買わなかったのか、
自分の呪いました)
しかし、映像記録は残されておらず、DVDもありません。
こちらのCDも廃盤で、ヤフオクで〇万円で入手しました。
今日は26年ぶりの市村を堪能しました~。
これまで、市村さん以外のファントムも観てきましたが、
他の方がファントムらしく『怖く』演じようとしているのに比べ、
市村さんは世間のはみ出し者の『悲哀』『怒り』を
「どうして判ってくれないんだ!」というスタンスで演じられているように感じ、
とても存在がリアルなんです。
今作はさらにヒューマニズムが加わっていました。
クリスティーヌの歌うアリア「愛は死なず」、泣けました。